①余暇の過ごし方
8月下旬から9月中旬までの間は語学堂の秋休みであり大学の後期の学部授業しかなく時間に余裕があったので、旅行で韓国に来た際には行かないような観光地ではないところに出掛けて行ったり、旅行者はやらないようなことを可能な限り行いました。
例えば、最近は余暇の時間を利用して一人でバスに乗ってソウル市内を巡っています。旅行者や留学初期の学生にとって市内バスは乗りこなすのが難しく地下鉄を利用することも多いですが、ソウルでの生活に慣れてくるとバスを利用してソウル市内を観察しながらいろいろなところに出掛けてみるのもいいと思います。そうすることで地下鉄を利用していた時には気づかなかったソウルの街並みを見ることができます。バス自体は乗りなれると地下鉄よりも便利な面もたくさんあり、また料金もソウル市内は一律で乗車できるため韓国語の能力に自信が出てきたころに乗ってみることをおすすめします。他にはソウルの地図を見ながら自分が行ってみようと決めたエリアの道をくまなく歩き、地元の人でしか知らないような細い路地や市場などを通ったりしています。また、自分が実際に歩いた道は印をつけてどの道がどの道につながっているのかを確認したりしてソウルの地理を覚えたりしています。観光では表通りや有名な場所にだけ行きがちですが留学中にはこのようにソウルの住宅街などを見て回るのも面白いと思います。
②国際送金方法と現地通貨の使用及びクレジットカードについて
韓国を問わず留学に行きたいと考えている方が気になるのは日本円から現地通貨への換金方法についてであると思います。韓国に留学中の私の日本人の友人の中には予めまとまった額の現金を直接もって渡韓してきたという友人もいますが、私はそれは安全とは思えないため韓国に到着後開設する銀行口座に日本から国際送金してもらうほうが良いと思います。また、銀行口座間の送金だけでなく国際送金カードに送金してそこから現地通貨を引き出す方法もあります。私は留学前に日本でこの国際送金カードを作ってきたため現地通貨が必要になった際にこのカードから引き出して使用しています。しかし国際送金カードは指定されたATMでのみ引き出しが可能であるためわざわざその場所に出向かなければいけないという短所もありますが幸いなことにそのATMは東国大学から徒歩で行ける距離にあるためそこまで苦労はしません。
留学中は現地通貨での支払いがほとんどです。日常生活を送る上でよほどの浪費をしない限りは手持ちの現金がなくなることはありません。しかし万が一現金が不足して支払いができないなどということが起きても対処できるように日本にいる間に本人名義のクレジットカードを作っておくことをおすすめします。カードの種類は幅広い場所で使用できるVISAカードとMasterカードの2枚があれば十分だとは思いますが、韓国はJCBカードに対する優待が特に多いと感じたため韓国に留学予定の人に限ってはJCBカードも作ることをおすすめします。