・試験について
まず語学堂の試験は中間考査と期末考査と二回あり、両方ともスピーキングテスト、筆記、読解に分けて行われます。内容は級によって違いますが、5級6級の場合スピーキングテストはほかの学生とペアになって討論をする試験と、もう一つは出されたテーマについて一人で5分程度語るものです。6級になるとテーマが社会問題や時事問題なので専門用語を知っている必要があるためとても難易度が高くなります。筆記は300字のものもあれば700字の問題もありました。筆記も級が上がると内容が難しくなるので700字書くのは難しいですが韓国の大学に進学を目指している場合には必ず為になると思います。読解は今までに学んだ文法や単語、慣用句などに関する問題がマーク形式で出されます。中間考査と期末考査でテストの成績が平均70点以上であれば進級することが出来ます。
私はまだ大学の講義の試験を二つしか受けていないので詳しくはわかりませんが、私が受けた試験は両方とも筆記試験でした。一つは交換留学生専用の授業だったため授業も試験もすべて英語で行われました。問題も回答もすべて初めは英語なのですこし戸惑いました。もう一つの講義の試験は北朝鮮学科の講義だったため、内容が難しかったので教授がほかの学生よりは優しく見てくださいました。
・夏休み
8月は韓国でも夏休みなのでソウル中で様々な催しがありました。新村では水鉄砲祭り、光化門では大きなスライダーが登場しましたが雨が降った為参加できず、わたしは景福宮の夜のライトアップを観に行きました。景福宮は朝鮮時代から王宮として使用されてきました。ソウルの中心にあるのでビル街に突然朝鮮時代の建築物があり、現代のソウルと過去のソウルを一度に感じることが出来ます。普段は夜に入ることが出来ないので特別な経験になりました。景福宮の中では韓国の伝統楽器や伝統音楽の公演が行われておりたくさんの方が訪れていました。景福宮の入場料は外国人の場合3000ウォンですが、韓馥を着ていくと入場料が無料になります。なので韓馥を着ている日本人もたくさん見かけました。
夏の風物詩といえば花火が浮かびますが、ソウルでは日本のように花火大会がなく9月末に一度だけ行われます。夏に花火を見ることが出来ず残念だと語学堂で話したところ、韓国や中国では花火は冬に見るのが一般的で花火が夏の風物詩なのは日本だけのようで驚きました。