Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2019年10月号 経営学部 A.M

①現地の学生、友人について

私は、普段バディとよく会っています。私が韓国で一番仲良くしているのがバディです。ご飯を一緒に食べるのはもちろん、週末になれば買い物をしに行ったり、どこか遊びに出かけたりします。一度、彼の家に泊まらせてもらったこともありました。韓国人の家に泊まったのは初めてだったので、とても貴重な体験をさせてもらいました。

彼は、現地の人が良く使う韓国語や最近の流行語についてよく教えてくれます。また、韓国で今人気のある場所へもよく連れて行ってくれます。そのおかげで、一人では経験できないことをたくさん経験できています。

正直、バディとこんなに仲良くなれたのは非常にありがたいです。友達を作ろうと思った時に、誰とでも仲良くなれるわけではないと思います。性格が合わない場合もあって、友達になれないこともあるでしょう。もうバディと会えていない人たちもいる中で、バディと頻繁に遊べる関係になれたのは、留学生活を過ごす上で本当にありがたく、感謝してます。

また、縁があって知り合った韓国人男性の友達たちと月に何度か会って、韓国語や日本語で会話しながら仲良く過ごしています。彼らもまた、バディのように韓国語について様々なことを教えてくれ、語学堂で習ったことで分からないことなども教えてもらったりします。私の韓国語の実力が目に見えるように伸びていったのは、彼らと過ごせているおかげです。

他の大学から来た日本人たちや語学堂で知り合った他の国の人たちとも仲良く過ごしてます。

皆さんも留学するにあたって、どんな人たちと会えるのか楽しみにしていることと思います。気の合う友達たちと付き合いながら、有意義な留学生活を過ごすことができればいいなと思います。

 

②韓国の博物館について

私が留学に来てしてみたかったことの一つが、博物館に行くことです。韓国では、博物館を無料で観覧できることがよくあります。また、館内の写真撮影が認められている所がほとんどで、博物館が持っている多様な情報を簡単に閲覧することができます。国立中央博物館や戦争記念館、大韓民国歴史博物館など、様々な博物館に行ってみましたが、韓国について多くのことを知れるとても貴重な機会になっています。

最近行った中で一番興味深かったのが、釜山にある国立海洋博物館です。そこでは、「忘れられた海 もう一つの海 北朝鮮の海」という企画展が行われていました。記録や遺物などの展示や人々の暮らしについて、また、写真でみる北朝鮮の海の風景などについて、見ることができました。

「『韓国と近い距離にあるのに行くことができない海、記憶の中から忘れられた北朝鮮の海』が今の現実となった中で、記憶から消えていった北朝鮮の海を見せてくれる」とても貴重な展示でした。

私たちの暮らしと同じように、そこにも人々の暮らしがあって、それぞれの「人生」がある。そんな当たり前のことを知らない私たちに、当たり前のことを教えてくれる、そんな企画展だったと思います。