1. カルチャーショックについて
韓国は、留学前から何度も来たことがあったので、特に驚くようなカルチャーショックはありませんが、日本と大きく違うことについて紹介します。
① 電車の優先座席について
日本の電車は、優先座席は空いていたら座ってもいい、という雰囲気があり、若者が座っている場面もよく見ます。しかし韓国の優先座席には、そこに座るべき人のみが使う座席、として認識されているようで、お年寄り以外の人が座っている場面をほとんど見ません。満員電車でも優先座席は空いていることが多いです。また、妊婦専用のピンク色の座席も用意されています。日本でも優先座席の認識、意識を高めてほしいな、と思います。
② トイレ
韓国のトイレでは、トイレットペーパーを流さず、横のごみ箱に捨てるトイレがあります。最近ではそのようなトイレは減ってきているように感じますが、トイレによります。私の家のトイレは流すことができますが、韓国は排水溝が狭くて詰まりやすいから気を付けて、と大家さんに言われました。何回か詰まったことがありますが、ラバーカップで解決できました。
③ 飲食店の店員について
韓国の店員さんは、自由な印象があります。例えば、仕事中にスマホを触ったり、店内で食事したり、歌を歌ったり・・・温かく話しかけてくれたりサービスをしてくれる親切な方も、笑顔がなく、悪く言うと雑な接客をする方もいます。日本の店のように、みんな笑顔で丁寧という訳ではありませんが、私は、韓国の店員の楽で自由な接客は、自分らしさを出せる面において、良い文化だと感じるようになりました。マニュアル的な長い説明も少ないので、客側としても楽だなあと思います。
飲食店の店員に関して、初めは驚くかもしれません。
④ レジ、カフェのカップについて
最近、レジはなく、自分でタッチパネルで注文、決済する店が増えました。機器から出てきた注文番号を呼ばれたら取りにいく、という形です。特に飲食チェーン店、映画館やカフェもこのようになっており、驚きました。店員も客も楽で便利なシステムだと思います。
また、様々なことにエコを感じます。まず、スーパーでの袋は、全て有料です。そしてカフェでは、テイクアウト以外は再利用可能なグラスや容器で、店にいる場合は、グラスを使用しなければならず、残って持って帰る場合は、プラスチックの容器に入れ替えてもらえます。そして、スターバックスは紙ストローになりました。
2. 韓国のペダル(デリバリー)文化について
韓国は食べ物の宅配サービスが充実しており、よく利用しています。ペダル民族、または、ヨギヨというアプリを使って注文します。配送も大体30分~1時間と早く、種類は、海鮮物、キムチチゲ、ピザ、チキン、アイスやかき氷など何から何まであります。最近タピオカのペダルをしたところ、配送料もなく15分ほどで届き、驚きました。私は엽기떡볶이、 チキンをよく注文していますが、韓国は意外とジャンクフードが多く、気軽に食べられてしまうので困っています。また最近は마라탕(マーラータン)が韓国で大流行しており、店舗が急増しました。とても美味しいのでお勧めします。
마라탕
韓国は本格的に寒くなってきてペディンを着ている人を見かけるようになりました。最近は、語学堂の卒論を作成したり、ヨスに行ったり、サークルの公演をしたり、忙しく充実した毎日を過ごしています。時間が過ぎるのはとてもはやいです。残り一か月も頑張りたいと思います。