①この留学を振り返って
10ヶ月間の留学は、自分自身にとってとても良い経験になりました。私は今回の留学に行くまで、韓国の文化や言語を勉強していました。しかし、実際に韓国に行ったことがなく、自分が韓国に行って生活をしていけるのか、不安や戸惑いなどがありました。ですが、生活を送っていくごとに慣れていき、日本にいてはできない貴重な経験ができました。
韓国では、韓国人をはじめ、中国や台湾、フランス、ベトナム人などこれまでに関わったことがない人達と関わる機会が沢山ありました。日本人とは違う価値観や考え方を持っている人と関わることで、日本での当たり前は当たり前でないことが心の底から分かりました。価値観や考え方の違いを理解しながら、自分の意見をしっかりもち積極的に行動する大切さについて学べました。
留学中には、楽しいことだけではなくしんどいことや大変なことが沢山あり、ネガティブになってしまう場面が何度もありました。このネガティブになった場面があったからこそ、自分を成長させ自信を持つことに繋がりました。留学は自分の視野や可能性を広げてくれる素晴らしいものです。もし、留学したいと少しでも思っている方がいれば、思い切って挑戦してみることをおすすめします。
②留学経験をどのように活かすか
私は留学に行くまで自分に自信がなく、積極的に行動することもあまり得意ではありませんでした。さらに就きたいと思うような職種がなく、不安や焦りなどがとてもありました。しかし、留学を終えてこのような不安や焦りなどはなくなりました。留学を経験して、主体性やチャレンジ精神、コミュニケーション能力、他国で生き抜く力など、人が生きていく上で必要な力などを身につけることができました。このような様々な力を身につけられたことは、自分にとってとても自信になりました。
これからは留学生活を通して得た能力、価値観などを活かして、少しでも多くの人に言語を通じて自分の考え方や価値観を広げられる環境を作りたいと思います。挑戦したいけど不安や悩みがあり、一歩踏み出せない人のサポートをして、前を向いて進んでいけるように私の経験を伝えていきたいです。
最後に、留学を応援して下さった全ての方々に感謝の気持ちを伝えたいです。この留学は多くの方々の支えがなければ、実現することはできませんでした。自分のことを支えてくれる方達がいることが、どれほどありがたいことなのか身に沁みて分かりました。自分に関わって下さっている周囲の方々への感謝を忘れず、全力で新しいことに挑戦していきたいと思います。