Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2023年12月号 国際学部 S.K

①この留学を振り返って

長いようで短い留学生活でした。今までとは全く違う環境で全て1から始めることは簡単なことではありませんでしたが、何かあれば助けてくれ、留学生活を楽しませてくれる人達・共に異国の地で励ましあえる人達との素敵な出会いが沢山あり1年間生活出来たと思います。私にとって留学生活は常に「考える」の連続だったと思います。考え続けた1年間でした。文化の違う国で生活するということ、文化の違う人々とコミュニケーションをとる・友人になるということ、寮では初めて会う人と共に暮らすということ、それは全ての瞬間が「自分とは違う」に触れているということでした。もちろん日本にいても当たり前ですが自身とは考え方も感じ方も異なる人々と関わり続けます。しかし、自国では慣れ親しんだ日常、ルール中で生活しさらに私は一人暮らしをしていたため常に「自分とは違う」に触れ続けることは私とって大きな出来事だったと思います。その生活の中で考え続けることの大切さを感じました。自身の短所、改善点を多く見つけました。そんな中でも自身の長所にも気づくことが出来ました。この留学生活は沢山の素敵な出会い、沢山の楽しい思い出が詰まった1年間でありそれと同時に自身についても見直し、考える機会となってくれたと思います。さらに、今思い返せば思い出ですが色々な問題が起きました。ですが、全てどうにか解決でき今があります。案外どうにかなります!もちろんそれは1人ではどうすることも出来ませんでした。多くの方が何度も助けてくれました。それを決して忘れてはならないと思います。この1年間支えてくださった両学校の皆様、友人達、家族全ての方々に感謝を伝えたいです。

言語や学習面については、やはり1年間いたので日本に来る前よりは上達したとは思います。しかし、まだ韓国の友人と会話をする時に発音が上手くできないものやどう伝えたら良いか悩む場面もあります。私は言語学習にゴールはないと考えていますが、現地でも感じたのは常にその言葉を使い続け学び続けることが大事だと思いました。また、分からないものを分からないと言える勇気です。年齢を重ねる度に分からないこと、知らないことを恥ずかしく思いがちですが、分からなければ聞けばいい知らないなら今から知ればいいこのマインドが大切だと思いました。分からなかったものが分かるになる瞬間の楽しさ喜びをこの留学生活でも感じることが出来たと思います。

1年間あっという間でしたが忘れられない思い出、経験が出来た充実した留学生活でした。

②留学経験をどう生かすか

私は韓国留学を志願した時に志願動機の「留学経験をどう生かしたいか」という質問に対して具体的な未来はまだ決まっていないがこの留学を通して考えること、理解しようとする努力を惜しまない人間へと成長したいと書きました。今でもその気持ちはそのままです。この留学経験を自身を振り返り見つめ直す、そして成長する過程へと生かし続けたいです。留学生活の中で身につけた自身でどうにかしょうとする力、思考力はこれから社会で生活していく中で活躍していける力に変えていきたいです。また、この経験を基にさらに色々なことに挑戦し、挑戦することを恐れない人間へと成長していきたいと思います。

語学面では、韓国語をメインとした職業などはあまり考えていませんがこの言語を活用出来る職・役割を担うことが出来たら良いと考えています。

この留学が私にとってのこれからの数々の挑戦の第1歩になることを願い、これからも勉学だけでなく多方面において努力していきたいです。