Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2023年8月号 国際学部 A.M

試験について
学校の試験について、語学堂と正規の授業どちらも受けていたので、それぞれについて説明します。

まず語学堂は、3ヶ月の間に定期試験は2度ありました。私は5級だったですが、リスニング、リーディング、討論、それから討議の試験か試験期間中にありました。ほとんどが教科書の中からの出題で、試験前に対策のプリントが配られて、試験対策の時間もありました。
試験期間以外では、授業ごとに、順番で個人発表とグループ発表があり、PPTと原稿を作成し、発表しました。本番では、質疑応答もあり、また、原稿を見ると減点される、というような方式でした。

正規の授業は、週2の授業を2つ選択していたのですが、それぞれ違う方式でした。
ひとつはレポート提出のみで、中間と期末の2回でした。内容は哲学の授業で、字数、形式も自由という、特殊な方式でしたが、だいたいWordで1枚半くらいの分量は書いて提出しました。

もうひとつは、世界の食べ物の文化的理解という授業で、前期は筆記試験とレポート提出、後期は筆記試験とグループワークでした。
筆記試験は、選択問題、記述問題があったのですが、食べ物の名前など、覚えなければいけない固有名詞が多かったので難しいなと感じました。
外国人が多くとっている授業で、グループワークは、全員日本人で固められました。全員日本人だったので、意思疎通がよくでき、スムーズに活動できたかなと思います。

ですがやはり外国人なので、聞いていなかった、これは知らなかった、と後でなることが多いと思いました。しっかり聞いていても、自分の理解とは違っていたりして、少し焦る時もあったので、メモをしっかりとったり、友達との情報共有を大事にしないといけないと感じます。

 

 

緊急時について

北朝鮮のミサイル発射によって空襲警報がなった日がありました。
早朝だったのですが、救急車やパトカーのサイレンとは違う、いつもは聞いたことがない音が聞こえて目が覚めました。
その後すぐに携帯の警報がすごい音が鳴り、退避する準備をしてくださいという通知がきました。
こんなことは初めてで、どこに行けばいいのか、どうすればいいのかわからなくて、軽くパニックになってしまったのですが、幸い寮にいたので、寮に住み込みでアルバイトをしている学生の方が、部屋にいたらいいと教えてくれました。そのあとは、死ぬときはみんな一緒だ、と開き直っていたのを覚えています。

その日学校に行くと、その話題でもちきりでしたが、韓国人もどうすればいいかわからなかったといいます。語学堂の先生は、実際に戦争になることはありえないと思うけれど、いざという時は地下鉄に逃げるのが1番安全だ、と仰っていました。

このサイレン以降、SNSで、戦争が起こったらどうすなるか、何をすればいいか、などの投稿をしばしば見かけるようになりました。

日本と環境があまり変わらない国だと生活していて感じることが多かったのですが、この国はまだ戦争が終わっていないんだ、と実感する、怖い体験でした。必ず戦争が再開しない、という保証は無いので、少し覚悟しておく方がいいのかな、なんて思います。

最近また、殺害予告やデモで、少し治安が心配になってきています。いざというとき、どうすればいいか、同居人たちと話しておこうと思います。