①現地の学生、友達について
交換留学を通して、私が最も多くの時間を過ごしているのはモンゴル人と中国人の友人です。モンゴル人の友人とは前期に学生寮で知り合いました。当時は同じ建物で生活しており、自然と交流する機会が増えました。現在は寮を出て市内でルームシェアをしながら暮らしています。
中国人の友人もまた前期に寮で知り合いました。今は別の場所に住んでいるものの、週に二回は遊びに行くほど親しく学業以外の時間を豊かにしてくれる存在です。一緒に話したり遊んだりしているうちに中国語も会得できたので非常にいい出会いだったと常々感じています。
このように、学生寮は国籍を越えた友人関係を築く上で非常に重要な役割を果たしていました。これから留学を考える人にとっては、最初の学期は寮に住むことを強くおすすめします。また韓国人の友人については残念ながらまだいません。しかしながら、国籍にこだわらず交流していると必ずしも「韓国人の友達を作らなければならない」と躍起になる必要はないのではないかと思うようになりました。それでももし韓国人との交流を求めるのであれば、大学のサークルに参加することが最も有効だと思います。私自身もこれからサークル活動に加わり、積極的に人間関係を広げていくつもりです。留学生活の中で学業と同じくらいこうした人とのつながりが大切であることを改めて実感しています。
②住居について
交換学生は基本的に半年で学生寮を退去しなければならない規則があるため、現在はソウル郊外の双門駅付近で暮らしています。前述のモンゴル人の友人とルームシェアをしており学校まではおよそ50分ほどかかります。最初は通学時間の長さに不安を覚えましたが、実際に生活してみると次第に慣れてきて、今では大きな負担とは感じていません。家賃は一人あたり約32000円程度で、ソウルの物価を考えると非常に条件の良い住環境だと思います。寮生活では通学が便利である反面、外部の住居を探す経験は自分にとって新鮮であり、韓国での生活をより現実的に体験するきっかけになっています。
なお、ワンルームやオフィステルなど、学校の外に住む際には東国大学の国際処が契約や住居探しを丁寧にサポートしてくれるため、不安を抱える必要はありません。ただし契約にあたって注意すべき点は「居住期間を正確に伝えること」です。私は誤って「1年間住む」と伝えてしまい、実際には5か月しか滞在しない予定であるため、再契約の手続きが必要になりました。小さな確認不足が後に手間を増やすことになるため、これから住居を探す人には特に気をつけてもらいたい部分です。今の住まいは新しい環境に順応する練習の場でもあり、韓国での日常生活を一層豊かにしてくれる大切な基盤になっています。
▲新居内装
▲新居のキッチン。自炊は安くはないですがそこそこ楽しいです。