Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

京畿大学校
2019年10月号 文学部 R.O

・現地の学生、友人について

 現地の学生や友人について話していきたいと思います。まず現地の学生について話していきたいと思います。現地の学生というと、まず韓国の学生を思い浮かべると思います。しかし私が普段授業を受ける語学堂や大学の授業では韓国人は担当の先生しかいません。私達日本人を除くほとんどの学生はベトナム人の学生です。語学堂のクラスでも自分以外はベトナム人ですし、大学の授業でも私達が圧倒的少数派です。なので授業の時間は韓国語で疎外感を感じるのではなく、教室を飛び交うベトナム語で疎外感を感じます。ベトナム語は本当に全く理解できないので、教室では一人で時間を過ごすことが多いです。逆に彼らと意思疎通ができる方法が韓国語です。なので韓国語を使っている時の方が気持ちが楽です。ベトナム人はルーズな人が多いのでしょっちゅう欠席したり遅刻したりします。また日本ではありえないようなカンニング行為紛いの事をする人も結構いるので困惑することが多いです。残念ながら韓国の学生と交わる機会がほとんどないので、友人とはどういった感じかはお伝えできず申し訳ありません。ですが学校や寄宿舎での韓国の学生を見る限り日本の大学生よりよっぽど勤勉だなと感じます。テスト期間が近づくと1〜2週間前からカフェなどで勉強する姿が目に入ります。日本よりテストが難しい、または高い水準が求められているのかなと考えます。そこが日本の大学生との大きな相違点だなと感じました。

 

・語学堂と大学の授業の並立

 今回、非常に悩まされた事があったので一参考としてこの場に書き残しておこうと思います。私はもともと語学堂と大学の授業を両方取ろうと思っていたのでそのつもりで色々進めていました。語学堂が午前にあるので、大学の授業は午後のものを取るようにバディーに言われその通り大学の授業は午後のものを取りました。1つだけ午前に取りたいものがあったので午前に取りましたが、前学期まで担任に言えば語学堂を出席扱いにできたのでそうしました。そして後期が始まり、週に一回語学堂を休んで午前の授業に行っていました。しかし2〜3週間経った後に語学堂の先生からいきなりこのままだと大学の授業分の欠席が欠席のままだから駄目だ、書類を出さなければいけないと言われ困惑しながらも渋々事務室に書類をもらいに行きました。ですが語学堂の事務所でここでは渡せない、国際交流の事務所、つまり交換学生を管轄している方に行けと言われそちらに出向くことになりました。それで国際交流事務所に行くと、本来学生の本分は大学の授業だから語学堂の為に毎週休むような事はあってはならない、従って書類も発行できないと言われました。その時点で極めて意味が分かりませんでした。前学期までは語学堂の先生に時間割を提出するだけでよかったのに今回は駄目だと言われ、しかも同じ状況のはずの違うクラスの交換学生の子は先生から出席の了承を得ていると言った状況でした。語学堂の先生同士の対応も齟齬が生じているし、語学堂の事務所と国際交流事務所同士の連携も出来ておらず話が全然噛み合っていませんでした。どっちの事務所に行って話をしてもあちら側の事務所に行って話をしろと言われ、かなりの苦痛を強いられました。どうにかこうにか話をし続けて出席になるよう話を押し通す事ができました。しかし担当のバディーは放置で助けてはくれませんでした。挙げ句の果てに国際交流事務所の人には今後このような事にならないようにと、あたかも私が全面的に悪いような言い方をされました。今回の件はどうにか収まりましたが、今後帰国前の成績関連の事務が恐くて仕方がありません。ひどいストレスを受けてとても辛かったです。帰国前の準備をもっと早くしなければならないと考えさせられた一件でした。