〈現地の学生、友人について〉

韓国に留学に来たのだから当然韓国人の友達ができるだろう、と留学以前は思っていましたが、実際に留学に来てみるとそうではありませんでした。まず語学堂ではもちろん、先生以外の全員が外国人で、そのうち8割はベトナム人と言っても過言ではないほど、ベトナム人学生がたくさんいます。そのほかは中国人・ウズベキスタン人・ごくまれにヨーロッパ圏やアメリカの学生がいる感じで、語学堂に通う日本人学生は3人しかいません。今の私のクラスも、ベトナム人が大勢と中国人4人と私なので、休憩の時間になるとどうしても一人でいることが多くなってしまいます。ベトナム人はベトナム人同士で母国語を使って話してしまうので、慣れる前は疎外感を感じることも多くありました。

また、大学の授業も同じように外国人専用の授業を受講しているため、クラスに韓国人はおらず、ここでもまたベトナム人がほとんどです。大学に通っている外国人の学生たちは、語学堂の上級を卒業しているので、韓国語のレベルが高い子たちがほとんどです。中には韓国人と勘違いしそうになるほど、韓国語能力の高い外国人の学生もいます。

韓国人学生と関わる唯一の機会は、日本語学科の学生と話す時くらいです。日本語学科の学生は、日本語が流暢に話せる人が多いので、交流する時も韓国語より日本語の方が多いように感じます。韓国語で韓国人学生と会話するのは、バディーさんと事務的なことを話す時くらいだと感じます。

〈宅配・通販について〉

韓国はインターネット社会なので、インターネット通販で買い物をすることが多く、とても便利です。外国人登録証をもらって自分のカードを手に入れてからは、インターネットショッピングが簡単にできるようになります。私も韓国に来てから、何度かインターネットショッピングをしました。韓国のインターネット通販で、日本とは違っていて驚いた点がいくつかありました。まずは速さです。大体の商品は、頼んでから5日間以内には確実に届きます。朝に頼めば昼に発送され、次の日には届いていたこともあるくらい、注文してから届くまでがとても速いです。また安さもインターネットショッピングをするうえで、いいなと思いました。店舗で買うよりインターネットで買う方が安いというものも多くあって、店舗まで行く労力も無く、さらに安く買えるインターネット通販にとても感動しました。

また韓国では、出前（韓国ではペダルと言う）もとても充実しています。日本では最近Uber Eatsが流行っていると聞いたのですが、ペダルはそれをもっと充実させて、どこにでも届けてくれるといった感じです。アプリを使って注文すれば、自分のいる場所まで持って来てくれます。大学の周りにはご飯屋さんがそこまで多くないので、食べたいものがある時にはよくペダルを利用していました。

(最近はマイナスになるほど寒い日が続きました…)