大学施設・寮について

大学施設は広く、坂が多いです。そのため、教室へ行くのに毎朝坂を登らなければいけないため少し大変です。大学の敷地内にはコンビニやカフェ、食堂、ハンバーガーショップなどメニュー豊富な食堂があります。また、銀行やATM、郵便局、書店などもありかなり便利に過ごすことができます。

寮は、学校の下の方にあります。寮の最上階は22階まであり、朝の登校時間にはエレベーターが混雑していて乗れないことが多々あります。私の部屋は5階なので普段は階段を使うことが多いです。また、寮にもATMや食堂、カフェがあります。文房具や生活用品を売っているお店やジムもあります(コロナでジムは閉鎖中です)。寮にはキッチンがないため、自炊料理はできません。そして、朝と土日は食堂が開いていないため違う所で食べる必要があります。「ペダル」と言って韓国ではウーバーイーツのようなデリバリーサービスがかなり充実していて、デリバリーを利用している人もいます。休みの日にチキンやトッポッキをデリバリーして友達と部屋で映画を観るのが最高です。洗濯機、乾燥機、アイロン、冷蔵庫、電子レンジ、ウォーターサーバーは共有で使うことができます。シャワー、洗面台、トイレは各部屋についています。バスタブはなく、シャワーのみです。韓国は基本的にバスタブがなくシャワーのみのことが多いです。寮自体綺麗で今のところ不便なことはなく過ごすことができています。3月号でも少し書きましたが、学校の周りにはチキン、マクドナルド、韓国料理、日本料理、中国料理などたくさんのご飯屋さんがあります。学校が終わってからは多くの学生が行っているのを見かけます。私もよく友達とお昼ご飯、夜ご飯を食べに行きます。

語学堂に通い始めて約1ヶ月半経った私の今の韓国語能力について

私は今、大学の授業とは別に韓国語の語学堂にも通っています。語学堂は春、夏、秋、冬学期まであり、全く強制ではないので各自行きたければその学期の分を申請するという仕組みです。また、交換留学生は一学期分の学費を半額で授業を受けることができかなりお得です。韓国に来て必然的に韓国語能力が求められますが、私は、大学での第二言語は中国語を選択し、留学に来る前も韓国語を勉強した期間はかなり短く、全く話せない状況で韓国に来ました。そんな私でも今、韓国人の友達や学校の先生と韓国語で会話をしたり、お店で注文をしたりしていて、韓国に来たばかりの時より韓国語能力が上がってきていることを実感できています。韓国語が話せるわけではないため不便な時もありますが、なんとなく韓国語での会話が楽しく感じるぐらいには過ごせるようになってきました。私は、学生生活で長年部活動を続けてきてメンタルには自信がある方ですが、言語習得に関してはまた別のメンタルの強さが必要なのか、日本人が周りにおらず、日本語を話さない環境の中で流暢でない英語、韓国語だけに目を向けていると自分の意見があるのに伝えられない、深く話せないもどかしさにふとマイナス思考になる時があります。マイナスな考えだけで頭がいっぱいになるとしんどくなるため、前向きな気持ちになる方法を自分自身で見つけることが大切だと思いました。私の場合は、褒められて伸びるタイプなので、今は自分の小さな成長を自分で褒めています。他の人から見たら私の英語、韓国語はあり得ないレベルかも知れません。しかし、それらを学びにここに来たので勉強する他ありません。たまにはマイナス思考になる時もあると思いますが、ポジティブに過ごしていきたいと思います。