留学を振り返って
留学当初は自分の中国語能力の低さが原因で起こる問題も多々ありましたが、それよりも何もかもが新鮮な環境の中で学習でき、生活をスタートできることに対して非常にわくわくしていました。
学内・学外で開催される交流会や、旅行中、いろいろなイベントを通じて多くの中国人と知り合いました。中でも交流会で出会った学生と、補講の先生だった民大の研究生の2人とは、特に仲良くなりました。彼らと遊びに出かけたり、ご飯を一緒にしたりする際のコミュニケーションを通して、中国文化や中国人の考え方、また日本文化や日本人の考え方などについて相互理解することができました。私の留学生活で、彼ら2人との出会いは非常に大きいです。加えて民大で出会ったさまざまな国から来た学生との出会いも、非常に刺激的でした。彼らと毎日授業を一緒に受けていて、彼らの文化に触れることができ、それについて感心したり、疑問を持ったりと本当に新しい発見ばかりでした。様々な出会いを通じ、人と関わることの面白さを再発見できました。
最後に、中国語の上達はもちろん、自分自身の成長も感じることができ、本当に留学して良かったと思います。周りの人々のサポートに感謝して、この留学経験を将来活かしたいと思います。
留学を通して
この留学生活中に起こる様々なことに対して感じたことは非常に多く、本当に濃い一年間でした。さまざまな人との出会いのなかで、楽しいことばかりだけでなく、不快な思いをすることも少なからずありました。ですが今となってはそれを受け入れることで、自分を成長させる良い経験になったと思います。
今留学を考えている人の中で、人それぞれですが語学力が十分でないとか、新しい環境下に慣れるかどうかなど、、、留学に対して気持ち的な面でさまざまな不安を持っている人がいるかも知れません。そういった不安は、留学生活中の自分の考え方次第、処理の仕方でプラスの方向にもマイナスの方向にもなります。これは留学に限定せず言えますが、自分の周囲には困ったときに助けてくれる人や協力してくれる人が必ずいます。ですのであまり考え込みすぎず、留学に行ってほしいなと思います。