Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央民族大学
2019年3月号 政策学部 H.K

①オリエンテーションについて

今回は中央民族大学のオリエンテーション期間について報告します。

オリエンテーション期間は約1週間あり、この期間に入学手続き、入学説明会、クラス分けテスト、身体検査(1年間留学の場合。半年間の人たちはない)などが行われます。これらのオリエンテーションは全て中国語で行われました。私は中国語がほとんど聞き取れない、喋れないというレベルだったのですが、英語を使ったり、先輩方や友達に助けてもらえたので特に問題なく手続きを完了することができました。

クラス分けテストはwriting・listening・speakingの三科目行われます。speakingの試験は面談形式で行われるのですが、早すぎて何を言っているのか全く分かりませんでした(笑)その結果、クラスは4B 班(初級と中級の間)になりました。

クラスには様々な国籍の生徒が在籍しているため、みな積極的に発言し、文化の違いなども発見できとても刺激的です。身体検査は朝早くからtaxiに乗って、大きな病院のようなところに連れていかれます。そこで、血液検査をしたり、心電図をとったりするのですが、基本中国語なのでジェスチャーで意思疎通を行っていたため、正しく測定できたのかは不明です(笑)

入寮してから怒涛の一週間になりますが、毎日が新鮮であっという間に過ぎていくので特に苦痛を感じることがないと思います。一つ注意することは、オリエンテーション期間に電話番号をかなり記入する機会が多いので、入寮日の初日にきて翌日の入寮予備日のような日に携帯の契約と、銀行口座を開設することをお勧めします。

 

②授業以外の過ごし方について

授業が開始して1週間たったころに気が付くことがあります。それは、時間を持て余してしまうということです。日本にいるときは、授業があって、ゼミがあって、バイトがあって、課題があって……とやることが多すぎて、持て余す時間なんてありませんでした。しかし、語学留学生は午前中の2コマしか授業がなく、11:25からは自由な時間が始まります。授業が始まったばかりのころは疲れもたまるので、昼寝をしたり、片づけをしたりと時間をつぶせますが、やることがなくなってくると時間を持て余しすぎて苦痛になります(笑)

なので私は、積極的に人々が集まるコミュニティに参加することをお勧めします。私の場合、初月の三月は様々な大学で日本人留学生の新歓が行われます。なのでそこに顔を出し、日中交流団体であったり、ボランティア団体であったりなど様々な人とつながりを作りました。

学内では、日中交流に興味のある中国人学生が集まるサークルなどもあるので、そこに参加し友達を作るなどしてごはんに行ったり、遊びに行ったりしました。また、外部の日中交流団体の日帰り天津旅行に参加し、終日中国人の方とペアになり中国語の練習をする機会もあり、充実した日々を送っています。なのでこれからも積極的に行動して、無駄な時間を作らないようにしたいと思います。しかしながら、予習・復習でもかなりの時間を使うので、勉強にも相当時間をとられます(笑)