Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央民族大学
2019年4月号 政策学部 H.K

「環境について」

今月のテーマが環境についてなので、寮・食堂について書きたいと思います。私は東門国際寮(以下東門)で生活しています。東門は以前ホテルだった建物を、現在留学生の寮として使われているので比較的きれいです。私のルームメイトは韓国人の言語生とベトナム人の大学院生との三人部屋です。各部屋にバスルームがついています。イメージとしては、海外のホテルのシンプルな三人部屋を想像してもらえればわかりやすいと思います。洗濯機は各階にあり共同です。APPがとても普及しているので、洗濯機もAPP決済です。もう一つ留学生寮が西門のほうにあります。そちらの寮は、部屋の中にキッチンが付いているので別の日本人留学生はルームメイトと一緒に料理していると言っていました。私は基本食堂で食事をとります。食堂は4.5個あります。民族大学ということもあり、清真(ムスリム)食堂もあるので、ムスリムの人たちと食堂に行く時も特に問題はありません。メニューも豊富で毎日違うものが食べられるので、私は大学の食堂が好きです。しかし、辛い料理が多いので辛いものが苦手な人からしたら食べられるものが限られてくると思います。衛生面は、日本に比べればきれいとは言えませんが、神経質にならず気にせず食事ができるレベルだと感じます。割りばしを洗って使いまわしということが気にならなければ、あとは特に問題ないと思います。

 

「各国の留学生との交流について」

中央民族大学にはたくさんの国から、いろんな人が中国語を学びに来ています。中央民族大学の留学生の特徴といえば中央アジアからの留学生が多いということです。私のクラスも8割が中央アジア(カザフスタン・ウズベキスタン・パキスタンなど)の生徒です。彼らはムスリムなので豚肉を食べない、などの宗教についても知れるので面白いです。また、彼らの顔立ちはアジアながらヨーロッパなどが混ざり、エキゾチックな顔立ちです。彼らの共通言語はロシア語なので休み時間などに挨拶などを教えてもらうのも楽しいです。また寮では、タイ人の留学生がタイ料理を食べさせてくれたり、韓国人の留学生が韓国料理の作り方を教えてくれたりして、各国の家庭の味を楽しむことができます。日本で食べる韓国料理は辛くなかったのですが、彼らの作る本場のトッポギは人生一の辛さでした。しかし彼ら曰く、日本人向けに甘めにしてあるということなので、韓国人はいつも何をもって辛いと思うんだろうと不思議になりました。みんな違う文化や習慣を持っている人たちだけど、いい人ばかりなので毎日が楽しいです。