中央民族大学
2019年9月号 政策学部 H.K
余暇の過ごし方
中央民族大学の夏休みは7,8月の二か月間です。7月にバックパック旅行をしたのでその報告をします。
約三週間かけて、 山东,杭州,福建,厦门,广州,桂林,重庆,四川を旅しました。山东では泰山の頂上まで生き、杭州では西湖のほとりを散歩し、福建では福建土楼に泊まり、厦门ではおいしい海鮮を食べ、广州では朝市に行き包子と粥を現地の人と一緒に食べ、桂林では20元札の景色を見に行き、重庆では夜景を見て、四川では乐山大弗をみてきました。
どの場所もそれぞれの特徴や歴史があり、来てよかったなと感じられるところでした。
移動手段は全て快车(日本でいう特急列車のようなもの)で向かい合わせの6人ボックス席で、常に中国人に囲まれていました。しかも、高铁(新幹線のようなもの)のようにはやくないので、15時間の長旅は普通で、四川から北京まで帰ってくる時には26時間も電車に乗っていました。その時はさすがに、次の旅行は高铁を使おうと思いました。しかし、目的地に着くまで隣にも、前にも中国人がいるので中国語を勉強するには最適な環境でした。
また、旅先の宿も青年旅馆だったので8人部屋や6人部屋が多く、同年代の中国人と知り合える機会も多くとても有意義な時間を過ごせました。
旅行することにより北京では感じられない、違った中国を感じられたのでまた機会があったらバックパックに行きたいなと思いました。
バックパック旅行
夏休みのバックパック旅行では、たくさんの場所に行きましたが特に印象深かった場所を紹介したいと思います。
一つ目は福建省の福建土楼です。土楼とは昔戦争があった時に身を守るために、たくさんの家族が一つの大きな建物の中で共同生活を送ったところです。壁は土で作られていて、ところどころに鉄砲穴があいていていました。それを見ると、本当に戦争の時に使われていたのだなと実感できました。そして、その日泊まるところも土楼の中に泊めてもらいました。一階部分は共同スペースになっており、厨房や洗濯、また子供たちが遊ぶところがあります。そして2階から居住スペースになります。土楼の中にはきちんと電気が通っており、生活の不便は特にないのかなと感じました。
二つ目は桂林での出来事です。そこで泊まったバックパックホテルでたまたまBBQが開催されました。そのBBQに参加し、中国式BBQを体験しました。中国の烤肉は中国らしく香辛料がきいていてとてもおいしいです。また、焼けるのを待っている間にヒマワリの種を食べていたのですが、中国の人のヒマワリの殻を割るスピードは尋常じゃなかったです。
このように各地でいろんな人と出会えたので良い思い出となりました。