Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マレーシアサインズ大学
“2024年 9月号 国際学部 S.D”

〈渡航・入国について〉

 みなさん、はじめまして。この度マレーシアサインズ大学に交換留学していますS.Dと申します。まず、渡航・入国ですが、サインズ大学は、マレーシア第3の都市である”ペナン”に位置しています。現在、日本からペナンまでの直行便は運行しておらず、首都クアラルンプール国際空港でマレーシアに一度入国してからペナンまで行く必要があります。クアラルンプール国際空港では、ビザ関連の書類とMDACと呼ばれるマレーシア入国する全ての旅行客に記入が義務付けられているデジタル入国カードを入国カウンターに提出します。そこで、必ずspecialスタンプをもらい入国する必要があります。そして、1か月後に学生ビザを受け取ることができます。ここで、自動ゲートを通過してしまったり、観光客として入国してしまうと後々面倒なことに繋がるので、必ずSpecial スタンプをもらいましょう。また、現地の人は英語のアクセントがかなり強いので理解できるまで尋ねる必要がありました。私は午後4時ぐらいに到着する便だったので、乗り継ぎは行わずクアラルンプール空港内のホテルに宿泊しました。そのほうが時間を気にする必要がないのでかなりおススメです。空港のピックアップも時間指定があるので、到着する時間が遅すぎると間に合いません。中には、空港のピックアップ時間に間に合わず、タクシーを使って自腹で大学に向かう学生もいました。また、クアラルンプール国際空港は世界で2位の敷地面積を誇る巨大空港なので注意していないと確実に迷います。

 

〈オリエンテーション・授業選択について〉

 マレーシアサインズ大学では、オリエンテーションが5日間という長期に渡って企画されるので、他国からの留学生と交流する機会が沢山あります。特に4日目の夜に開催された”International Students Cultural Showcase”では、各国がそれぞれの伝統舞踊を披露します。私たち日本はソーラン節を披露しました。各国の伝統的な舞踊を見ることができたので、とても良い経験となりました。

 次に授業選択ですが、交換留学生は9~21unitsまで様々な学部の授業を履修することできます。多くの授業が英語で提供されていますが、中には開講言語がマレー語の授業もあるので注意が必要です。私はSchool of Social Sciencesから、Malaysian Studies、Economy, Entreneurship and Culture、そして、Urban Developmentの3つの授業を履修しました。ここで注意しなければいけないのが、特定の学部はオンラインで履修登録することができるのですが、ほとんどの学部は、履修登録用紙に自分の履修したい科目を記入し、直接その教授の元に足を運び、署名をもらう必要があります。

International Students Cultural Showcaseの様子