環境について
中国の大学はとにかく広い!といっても人民大学のキャンパスは、近くにある北京大学や精華大学と比べれば小さいほうです。それでもキャンパスにはたくさんの施設があり、キャンパス自体が一つの街のようになっています。
【大学の施設】
飲食関係:大学内には食堂やカフェがいくつもあります。人によって食堂の味の好き嫌いはありますが、どの食堂も安く食べることができるので、食事時は大変混雑します。また、中華料理だけではなく、洋食や韓国料理が食べれる店もあります。カフェでは、夜遅くまで勉強する学生の姿がたくさん見られます。
買い物:日用品や生鮮食品を取り扱う店が複数あります。校外に行かなくても、生活に必要なものは大体揃えることができます。
体育施設:グラウンド、プール、ジムなど。グラウンドは朝と夜に一般解放されているため、大勢の人がウォーキングしています。バドミントンコート、バスケットコートなどは有料で利用できます。
その他:体育館や如论进堂というホールでは、しばしばライブや映画の上映が行われます。映画上映では、その時期の話題作が25元で見れるのでお得です!私も学内で3Dの「功夫熊猫」を観ました。
写真左は学内にあるパン屋さん、右は百家园という広場です。大学内には自然も多く、昼間の広場はお年寄りや親子連れでにぎわっています。
病院について
北京に来てからちょうど2か月が経ち、留学生活にも慣れてきた今日この頃、ついに病院のお世話になる日がやってきました。
その日は、朝、気分が悪くて目が覚め、しばらく動くことができませんでした。どうしようもないのでもう一度眠ろうと思いましたが、吐き気でそれどころじゃありません。3回嘔吐して吐き気は収まったのですが、熱もあったため、先輩の紹介で病院に行くことにしました。
向かった病院は、人民大学からタクシーで20分ほどのところにある北京語言大学病院です。この病院の国際医療部には、日本人スタッフが常駐しているので、24時間日本語で対応してもらえます。診察の時もスタッフの方が通訳してくださったので、細かい症状も先生に伝えることができました。また、初診の時に海外旅行保険の証明書とパスポートを持っていけば、医療費の負担はないですし、交通費も支給してもらえます。
診察の結果は食あたりでした。病院に行った日は日曜だったので、その日の治療は点滴のみでしたが、次の日には、2回目の点滴と血液検査受けて、薬も貰うことができました。食あたりの原因は、前日の夜に食べた肉やエビの串焼きだと思います。その中に、十分に加熱されていない食材があったようです。私と一緒に食事した人は無事だったのに……(泣)!幸いにも今回の症状は軽いものでしたが、もう二度とこんな経験したくないです。
写真は病室の様子です。院内は清潔で、日本の病院とほとんど変わらないと思います。