試験について
学校の定期試験はもちろん、留学中に受ける試験はHSKもあります。HSKは中国語の試験で、HSKの結果を留学前と留学後にグローバル教育センターに提出する必要があり、留学の前後といっても期間は決められていますが中国にいる間に受験した結果を提出することも認められています。
HSKは各自“HSK报名”と検索してネットで申し込みをし、会場を選ぶ際に在籍する大学を選択すれば、自分の大学内で受験できます。HSK自体は毎月申し込みができますが、自分の大学で毎月受けられるかは定かではありません。具体的な申し込み締め切り日や試験の日程、会場などはサイト内もしくは知り合いから流れてくるwechatのモーメンツで確認できます。
私は中国に来てから2回受験しました。1回目は人民大学内で受験できたのですが、12月の時は人民大学の会場がなかったので語言大学まで行きました。結果は大体1か月後にweb公開、その半月後くらいに紙で結果がもらえます。
クリスマス
12月のイベントごとといえば、クリスマスですよね。日本なら12月ともなると街中に限らず自宅でもクリスマスのイルミネーションがきらきら、テレビをつければクリスマスケーキやチキンなどパーティーを思わせる華やかなCMが流れ、どこにいても日本中クリスマスムード全開ですが、中国のクリスマスはなんとも代わり映えのない毎日です。
そもそも中国人は、クリスマスを家族で過ごすとか恋人と過ごすみたいな特別な日であるという感覚はあまりないようです。留学生寮やカフェなんかには外国人が多いことからかクリスマスツリーが飾られていますが、周辺のお店ではサンタさんのシールが窓ガラスに無造作に貼られている感じです。一年中クリスマスシールが張られっぱなしのお店も多く、やっと違和感がない季節になったなと思います。そんな中国にもクリスマスの独自の習慣があるようです。クリスマスイブのことを中国語で“平安夜(ping an ye)”といい、“平安夜”の“平(ping)”が、リンゴという意味の“苹果(ping guo)”の“苹(ping)”と同じ発音であることから、クリスマスイブには友達にリンゴを渡しあうそうです。確かに赤いし丸いしトナカイの鼻のようではありますが、リンゴの登場には驚きました。
クリスマスが過ぎれば大晦日まであっという間、大晦日が来れば新年はもう目の前です。中国では1月1日ではなく2月初めごろの春節が新年なので、三が日がなく2日からもう学校があるどころか、12月31日大晦日に除夜の鐘の音が聞こえることもなく、1月1日新年も親戚と顔を合わすこともなく、ただただ普通に通り過ぎそうです。海外にいるんだなあ、と実感します。