Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2022年5月号 経済学部 Y.K

①オンライン留学における教員・学生間の交流について

先生や学生とはWeChatを用いて交流しています。口語の先生とは、钉钉(Ding Talk)というアプリで交流しています。授業ごとにグループチャットがあり、そこで先生がミーティングのIDや宿題の内容、授業が休みの日、その他の連絡事項は全てここで教えてくれます。そのほかに、授業で分からなかったところや詳しく聞きたいこともグループチャットで聞きます。私は中国語の発音がほかの人に比べてあまり良くないので、たまに先生に個人チャットで自分の発音を聞いてもらったり、今日の授業での発言の時に発音はどうだったかというのを聞いています。オンライン留学が始まって3ヶ月が経ち、以前より非常に良くなったと言ってもらえたのがとてもうれしく、もっと発音をより良くしようというモチベーションにつながりました。

学生間では、個人チャットでの交流をしています。ネット回線の不具合によるトラブルで、授業で聞けなかったところや宿題のこと、雑談など、中国語でコミュニケーションをとっています。

宿題については、先生との個別チャットに提出します。写作(ライティング)の宿題は、授業でたまに出される短文の作文の宿題はWeChatで提出し、毎週出される長文の作文の宿題はメールで提出します。

 

②中国語での作文について

私は、大学1年生から中国語の勉強をしてきましたが、1文2文程度の文章を書くことしか今まで練習したことがありませんでした。しかし、オンライン留学が始まって、毎週水曜日だけにある写作(ライティング)の授業の第1回目からいきなり800字程度の中国語での作文の宿題が出され、私は丸一日かけてなんとか書き終えました。毎週出されるため、私は毎週どこかの一日はこの作文の宿題に丸一日を全て費やしてなんとか終わらせています。私はこれがこのオンライン留学中の何よりも苦痛でしたが、これを毎週続けた成果もあってか、その半分の400字程度であれば、かなりスラスラと書けるようになりました。その証拠に、私が3年生の時にHSK6級(過去問)の400字程度の作文を50字すら書けなかったのが、今では制限時間の35分以内に400字を書くことができるようになりました。実際に5月の中旬にHSK6級試験を受けましたが、本番でも(正しく書けているかは別として)制限時間内に4oo字を書くことができました。間違いなく中国語での表現はまだまだ拙いと思いますが、このオンライン留学を通じて、特に「書く」「話す」というアウトプットの部分が以前に比べてとても伸びたと思います。今でも写作(ライティング)の作文の宿題は丸一日かかっていて、この時間は本当につらいですが、とても充実しているなと思います。