Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東呉大学
2023年12月号 国際学部 N.K

1.留学中の就職活動

今月は留学中の就活について紹介します。

現在は就活をしておらず、半年休学して、就活を1年遅らせようとしています。しかし、夏休み前までは就活をしていていました。その際、どのように就活を行っていたのかを時系列で紹介し、なぜ現在は就活をしていないのかについても説明します。

3年生の4月に就活のアプリ(マイナビやリクナビ)をダウンロードし、就活を始めました。そこから、6月くらいまでマイナビやリクナビの就活のセミナーや企業説明会に出席し、自己分析をしました。そして、企業説明会で紹介されているオンラインインターンをいくつか申し込んで、6月から8月まで7社ほど受けました。そして、キャリアセンターの方に留学している人の就活スケジュールや将来ワーキングホリデーに行きたいことなどをオンライン面談で相談していました。

その結果、就活を中断することにしました。大きく理由は2つあります。1つ目、ワーキングホリデーは在学中に行った方がいいというアドバイスをいただき、休学して行こうと決めたからです。そして、留学しながらインターンをすることに限界を感じたためです。最初はオンラインインターン(という名の企業説明会)から始まるので参加できました。しかし、そのようなインターンは大体、次の対面インターンを申し込む権利を取得するために開催されるので、対面インターンに参加しなければ内定につながらないことが多く、限界を感じました。そして、これも一つの要因ですが、台湾人の生徒さんや留学生と話していると、もっと違う人生の選択肢を持ちたいと思うようになりました。韓国人の学生さんは休学している子も多いし、日本語学科の友達は将来日本でお菓子つくりを勉強するために、日本語を勉強している子もいるし、もっと自分の夢を持ち、考える時間が欲しいと思いました。

 

2.台湾に来てからの心境の変化

今月は、帰国まであと1ヶ月なので、台湾に来てからの心境変化を紹介したいです。最近、とても楽しく過ごせていますが、台湾に来た最初の方は本当につらかったです。どのように心境が変わっていったのか、私の心がどんどん良くなっていった原因について書きます。

台湾に来てから最初の3か月は精神的にしんどいことが多く、半年過ぎたあたりでかなり楽になりました。もともと人見知りをする方で友達があまりできず自分の理想と比べて落ち込んだり(特に日本人グループに入ることが出来なかったことが大きかったと思います)、知らない場所ばかりで落ち着かなかったり、中国語が話せないので外に出て、買い物することが怖かったり、そのようなことが原因だったと思います。

でも、その状況を打破したくて、自分から話し掛けて、新しい友達と新しい場所に行きました。上手にコミュニケーションを取る方法を調べたり、中国語も毎日勉強したり。それを重ねているうちに、人間関係ができてきてだんだん楽しくなってきました。夏休みに一人で旅行したことも大きく貢献していると思います。自分がどうしたいか、を中心に考えるようになって、周りと比べて友達が少ないことや周りよりも中国語が上手ではないことをあまり気にしなくなりました。学校外の友達が出来たことも大きいです。最近、台南から来たルームメイトの実家に遊びに行った際に、中国語で頑張ってコミュニケーションを取れたことが嬉しかったです。一人でも、おいしいご飯を食べたり、台湾の歴史を勉強したり、楽しい留学生活を送っています。頑張った自分がとても誇らしいし、周りの人にすごく感謝しています。。

「薑母鴨」という冬によく食べられる鍋料理。ルームメイトの家族が用意してくれました。体があったまります。

 

台南にある塩田。市内から遠いところだったので車で連れて行ってもらいました。

伝統的な地域の産業を知ることが出来てよかったです。