①日本から持ってきてよかったもの
台湾留学に関して、日本から持ってきてよかったものはあまりないです。というのも日本のこれが欲しいといったものは日用品だと台湾で大体購入することができるからです。台湾は来る前の想像よりもはるかに日本と似たような感じでした。無印良品、ユニクロ、さらに私の大好きな丸亀製麺までそろっています。本当に強いてあげるとするなら就活用スーツはあった方がいいです。一番持ってきた方がいいもの、それは留学を成功させてやるという熱い気持ちです。私は本校在学中にフィリピン、カナダ、台湾と3ヶ国の留学にチャレンジしました。これらを通じて全く別の衣食住、友達、学校関係者に会ってきました。これらの経験から留学に行くと外国人と話す、友達になるわけですが、外国人と日本人で線を引くようなことはまずやめた方がいいと考えます。差を探すのではなく違いを見つける努力をしてきました。さらに、留学となると語学に不安を持つ方は多いと思いますが、人間のコミュニケーションは語学のみではないです。英語や中国語がうまく話せなくても、愛される人はいるし、うまく話そうとする人より面白い人を人は好きになります。交換留学に参加している以上、自分の目標は達成する(私の場合は経営学の勉強)のはもちろんですが、それより自分の強みを世界の人に知ってもらうような何かができれば一番留学にとってベストだと思います。それができたなら、その留学は自分にとって成功になるなと感じました。
②旅行について
台湾からクラスメイトであるアメリカ、パナマ、オランダ、ドイツ人と自分を含めた5人で長期休み中に旅行に行くことになりました。香港、シンガポール、韓国などの候補が上がる中、みんなで沖縄に行くこととなりました。決め手はみんなが日本人と一緒に日本旅行をしたいといったことでしたが、私は沖縄に行ったことがなかったためほぼ通訳をした6日間でした。
ここからは台湾から外国人の友達と沖縄を観光する人に向けた私が感じた外国人うけがかなりいい日本のものやその注意点を紹介したいと思います。
第3位が銭湯、サウナです。女性陣は利用しなかったのですが、男性陣で銭湯にチャレンジしました。公の場で裸になって、シャワーを浴びる、風呂に入るといった行為はアジア以外の国では考えらない文化で、刺激的ないい経験ができたと大好評でした。男性陣が女性陣に入らなかったのは一生後悔するぞと言っていて、気に入ってもらえてよかったと感じました。そのあとみんなで行ったサウナは全員から大好評でした。注意点は、宗教上の理由で入れない場合やタトゥーの有無などがあるため要確認です。
第2位は歴史的博物館に行くことです。アメリカ人のルームメイトと沖縄の平和記念公園に行きました。行くことは旅行前から計画していて、二人で何が起こったのかをYouTubeで勉強してから行きました。現地の話と勉強したことをすり合わせながら回って、最後にハグして写真を撮ったのはとてもいい思い出です。中高時代にお互いの国で勉強したことのずれをそこで解消できたのがとてもよかったと思いました。ここでは注意点がたくさんあります。まず、喧嘩にならないように本当に気が許せる友人と行くことです。次に、思ったよりもしんみりします。終わった後の音楽の選曲が大事になってきます。あらかじめ考えておきましょう。
第1位はコンビニのホットスナックです。ファミチキ、Lチキ、ななチキが大人気でした。さらにアメリカンドックを初めて食べたアメリカ人の顔が今でも忘れられません。注意点は、日本のイメージがコンビニになりすぎるところです。せっかく旅行をしに来たのにほとんどの夕食をコンビニで済まそうといった提案をしてきます。せっかくの初沖縄を楽しむために適度にコンビニに行きましょう。
最後に台湾から海外旅行に行く際の注意点が一つだけあります。クラスメイトを含め、ほぼ全員が学生ビザで交換留学をしています。ビザの関係上早めに申請しておかないと国から出られないクラスメイトもいたため、自分と友達のビザの確認はしっかりしておきましょう。