Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東呉大学
2026年1月号 経営学部 K.S

1.この留学を振り返って

今回の留学の目的は、英語でビジネスについて学び、実践的な知見を得ることでした。その目的は、多くの先生方から楽しみながら学ぶことができ、十分に達成できたと感じています。さらに、その授業で得たインプットを長期インターンシップでアウトプットするというサイクルを回せたことは、自分にとって非常に大きな成長につながりました。

留学生活を振り返ると、クラスメイトと一緒に沖縄へ旅行に行ったり、以前フィリピン留学で出会った友人と再会したり、アメリカ人の友人と共にルームメイトへ英語を教えたりと、非常に充実した時間を過ごすことができました。龍谷大学からの歴代の交換留学生は、中国語で授業を受けるスタイルの方が多い印象ですが、英語で授業を受けていた学生の立場から感じた東呉大学の大きな魅力は、世界中から集まる留学生と自然に仲良くなれる点です。

これまで書いてきたマンスリーレポートからも分かる通り、想像以上に多様な国から留学生が集まっていたことが、私にとって最も印象的でお気に入りの点でした。一気に世界中に友人を作ることができた経験は、他では得難いものだったと思います。ここでは、これから東呉大学で英語の授業を履修しようと考えている人向けに、私なりに感じたメリットとデメリットをまとめます。

【メリット】
・世界中から来た友人と仲良くなれる点です。ヨーロッパや南北アメリカ大陸など、さまざまな地域から留学生が集まっており、台湾という共通の「外国」という立場にあるため、自然と距離が縮まりやすいと感じました。
・日本から近い点も大きな魅力です。金銭面を重視する人にとっては非常に現実的で、夏休みに就職活動で対面の面接が必要になった場合にも日本へ帰国しやすいです。また、日本の友人も気軽に台湾へ来やすく、交流の幅が広がります。
・食事に困りにくい点も挙げられます。初めての海外で食生活が不安な人には特におすすめで、日本食に近い味付けの料理も多く、日本人に合いやすいと感じました(あくまで個人の意見です)。

【デメリット】
・キャンパスが二つあり、移動に時間がかかる点です。キャンパス間の移動に約1時間かかるため、履修登録の際に一つのキャンパスに授業をまとめるなどの工夫が必要です。
・英語で行われる授業のバリエーションが限られている点です。経営系、社会系、国際関係、経済系など幅広い分野で約90科目は用意されていますが、英語圏の大学と比べると授業数は少なく、日本の必修科目との単位互換を狙った履修はやや難しいと感じました。

2.留学経験をどのように活かすか

今回の留学経験が、将来のキャリアに直接結びつけば理想的ですが、仮にそうでなかったとしても、行ってよかったと心から思っています。英語力に関しては、カナダ留学の経験も含め、今後のキャリアに一定の影響を与えると感じています。一方で、台湾で学んだ経営学の知識は、日本で学ぶ経営学と同様に、抽象的な場面で活かされることが多いかもしれませんが、それで十分だと考えています。

確かに、英語でビジネスを学ぶという当初の目的は達成でき、自分の英語を使って情報を得られるという自信もつきました。しかし、それ以上に大きな財産だと感じているのは、バックグラウンドや価値観、考え方の異なる多くの友人と出会い、プレゼンテーションや旅行など、一つの目標に向かって共に行動し、成果を出せた経験です。

以前も同じようなことを書いたかもしれませんが、これを読んでいる留学に行くか迷っている学生には、後悔のない選択をしてほしいと思います。必ずしも東呉大学である必要はなく、自分とは異なる価値観を持つ人が多い環境に飛び込む勇気を持つこと自体が、非常に価値のある経験だと思います。例えば、日本人は疲れた時に「寝よう」と考えがちですが、メキシコ人の友人は真顔で「ダンスしたら?」と聞いてきました。このような文化や価値観の違いを面白いと感じられる人は、留学を通して多様な考え方を自分の中に取り入れることができ、非常に刺激的な時間を過ごせると思います。

最後に、今回の交換留学に関わってくださったグローバル推進センターの方々、教務課の方々、現地大学の先生やスタッフ、友人、そして何より支えてくれた両親に心から感謝します。本当にありがとうございました。