グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2011年7-8月号 経営学部 M.T

【なつやすみ】

私の学校は6月の28日に期末テストが終わり、29日から9月の12日までが夏休みです。留学生だけでなく、中国の学生も7月から夏休みに入るので、実質2か月ほど休みがあります。

私は日本に帰る予定がなく、せっかくの長期休みなので、思い切って7月に入ってすぐに、北京にいる友人と2週間ちょっとかけて南京・重慶・鄭州・開封・北京を旅行してきました。今までも何回か旅行に行きましたが、どれも時間がなく、ドタバタとした旅行だったので、今回は1つの都市に3日~5日ほど滞在しながらのんびり旅行することになりました。

行先やホテル・電車や飛行機のチケットはその土地で購入する旅だったので、時には切符が売り切れで日程変更したり、ホテルは行き当たりばったり、しょっぱなからトラブルになり、予定が大幅に狂ってしまったりもしましたが、知り合いの中国の方や駅の警察官などに助けていただいたりして、無事予定通りに帰ってくることができました。

訪れた都市はやはりそれぞれに特徴があり、印象も様々でした。開発中で新しい建物のすぐ近くに古い街並みがある所、遺跡とともに生活している人々・街、主要な交通手段が各都市によってちがったり、上海はコンビニが多いのに今回行った都市はどこもコンビニをほとんどみかけなかったことや、上海や北京では見なかったファストフード店やショッピングセンターを発見したり、北と南では人の顔に違いがあることを発見したり、長距離列車に14時間乗って移動したり、主要な座席・寝台を制覇したり・・・。ただ単に観光としてでなく、日本では出来ない経験や、日本と違うところ、人々の生活の様子や街の様子のちがいも発見できてとても面白かったです。

 

 

また、旅行から帰ってきたあと7月中旬から、こちらで知り合った方の計らいで、中国の会社で8月末までの間、平日9時~17時30分の間インターシップをさせてもらえることになりました。インターンシップといってもほぼアルバイトのようなものなのですが、資料の翻訳や、書類の作成、営業についてまわったりと様々なことを教えてもらっています。多くの日本企業と関わりがあるようで、よく翻訳を任されます。普通の翻訳も難しいのですが、ITに関係する会社のため、専門用語などが多く、毎回辞書を片手に悪戦苦闘しています。

日本にいる時もバイトをしたことがなかったので、始めるときは色々不安もありましたが、皆さんとても親切で、仕事も中国語もきちんと教えてくれます。社員の皆さんはとても仲が良く、よくみんなそろってお昼ご飯を食べにいきます。私以外中国の方なのでほとんどが中国語での会話です。時々聞き取れなかったりうまく返せなかったりして落ち込んだりもしますが、分らないときは詳しく教えてくれます。話をしていると、仕事や中国語の勉強になるだけでなく、社会人の生活の状態や流行り、時々日本や中国の生活や政治について話すこともあります。また、仕事場の雰囲気、仕事ぶり、学校にいるだけではあまり分からないようなことも色々知ることができます。少し聞き取れるようになったり話せるようになったり、翻訳で褒められると中国語に対するモチベーションも上がりますし、会社の仕事内容を把握していくうちに色々なことに興味を持てるようになり、毎日驚きや発見の連続でとても有意義な生活を送っています。。

また、休日は日本から来た友人や知り合いの方を連れて上海を案内したり、前から行ってみたかった場所に行ってみたりと、夏休みはほとんど毎日どこかに出かけて過ごしていました。

中国の夏休みはとても長いので、留学に来た人はいろいろなことに挑戦できるとてもいい機会だと思います。私もはじめは旅行もインターンシップも不安だらけで本当にできるか心配でしたが、思い切ってやってよかったと思いました。楽しいことやうれしいことだけでなく、トラブルや苦労、何回かスタミナ切れになったりもしましたが、それも含めて本当にいい経験になりました。机に向ってがりがりとする勉強はほとんどしませんでしたが、それ以上に大きな勉強ができたと思います。長い自由な時間と滅多に無い良い機会を頂いたおかげで、忙しいながらも充実した日々で、あっという間に2か月が過ぎてしまいました。今後もこの夏経験した事や得たことを無駄にせず、残り半年の留学生活、今後の自分の生活に活かせていければいいなと思いました。