グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2010年4月号 経済学部 S.T

<授業紹介①>

上海師範大学では、1限目は朝8時から始まり、最終の7限目は14時10分から始まり14時50分に終わります。こちらの学生は、夕方・夜、または土曜・日曜にも授業を受けている人もいますが、私たち留学生は、8時~14時50分の間で時間割が組まれています。1コマが40分の授業で、週に合計20コマあります。留学前、私は朝から昼まで全て授業があると思っていたのですが、実際はそうではありませんでした。1日に2コマだけの日もあれば、朝2コマ、時間が空いて昼から2コマあったりと毎日違います。この大学では、中国語の授業は4種類あります。

・读写…主に単語の意味や文法を重点的に勉強する科目です。本文の内容は、会話形式ではなく、口语に比べてやや硬い文章です。

・口语…授業の形式は、读写とあまり違いはありません。本文は、会話形式ではありますが、重要な文法もたくさんでてきます。本文にある文法をつかってペアで自由に会話したり、単語を使って例文をつくったりします。そのため話す力が一番身につく授業です。

・听力…リスニングの授業です。短い文章を聞いて問題を解きます。私は、この授業が口語と同じく苦手でしたが、最近はだんだんと聞き取れるようになってきたので、楽しみながら問題を解いています。

・阅读…短い時間の間にある文章を読んでその文章に関するいくつかの問題を解きます。日本人はこの授業が得意な方だと思います。しかし、それでも初めてみるような単語が多く、理解するのに時間がかかります。回数を重ねるにつれ、速読の力が身につきます。

先生によって授業の形式は多少違っていたりしますが、だいたいこのような感じです。これ以外に選択科目や興味科目も受講することが出来ます(有料)。発音の授業や日常生活で使う会話の授業、HSK対策の授業、楽器、習字、太極拳、中国武道などなどです。私は発音の授業を受講しています。少しでも興味があれば積極的に受講するといいと思います。

<カルチャーショックについて>

中国人は、一般的によく話します。知らない人にでも軽く話しかけてみたり、バスの運転手や店員と世間話をしたりしている光景をよく見かけます。お互い気心の知れた間柄での会話では、途切れることなく話し続けます。それが時には喧嘩しているようにも見えるほどです。例えば、食事の際、店は客の会話ですごい賑やかです。前の人の声が聞こえないほど賑やかなときもあります。また地下鉄やバスなどの公共交通機関でも日本に比べて賑やかです。他には、この2ヶ月の間で何度も道を尋ねられました。日本で生活していても、こんなに頻繁に道を尋ねられた経験はありません。また授業中、私のクラスの場合、一般的に日本人・韓国人以外はよく質問します。他の国の学生は、理解できないところがあれば、すぐに質問して、しっかりと理解できるまで先生に教えてもらっています。授業は止まってしまいますが、他の人も理解できる場でもあるのでとても良いことだと思います。このようにちょっとしたことでもすぐ話してコミュニケーションをとるところが日本とは違います。日本人は他の国の人に比べ特に「話さなくてもなんとなく通じる」「話さないで済むなら話さないでおこう」などコミュニケーションに消極的だと感じます。日本人の一つの特性でもあるのでしょうか。話してみて初めて知ることや、話してみて初めて間違いに気づいたり、話してみてさらに関係が深まったり、会話することでとにかく何らかの進展があるんだと、日本以外で生活してみて強く感じました。

<中国の美容院について>

中国では日本に比べて美容院の数が多いです。街を歩けば、床屋の目印でもある、赤・青・白(一概にこの3色とは限らない)がねじれて動いている看板を目にします。日本では理髪店の目印ですが、中国では違います。こちらでは日本のような理髪店はあまり見ません。ほとんど全てが日本にあるような美容院です。値段はシャンプーとカットで一般的に20~30元くらい(300~400円くらい)でしょうか。学校の中には、5元(70円)で髪を切れるところもあります。そこは美容院のようではなく理髪店です。髪を切る際、まずカタログがあるところが大半なので、上手く伝えられない場合は、カタログを使って伝えるといいでしょう。日本と違って中国では髪を切る前にシャンプーです。鏡の前で椅子に座った状態で頭の上にシャンプー液をのせられて、シャンプーが始まります。その後、軽いマッサージをしてくれます。髪を切った後は水で髪を流して、少しカットして終了です。日本のように値段も高くないため、1ヶ月に1度行ってもいいなと感じました。どうしても日本人に切ってもらいたい場合は、日本の美容師がいる店に行くといいでしょう。上海は特に日本人美容師が多いです。ですが、やはり値段は高いです。だいたい300元前後と日本と変わらない値段です。中国で髪を切るのに、それだけの値段を払おうとは思わなかったので、私は、中国人に切ってもらいました。値段は30元前後で、幸い日本の雑誌もあり、仕上がりは、日本人に切ってもらったような感じで何一つ不満はありません。偶然入ったお店が良いところですごくラッキーでした。髪を切ってもらう際の注意する点といえば、店員がパーマなどの違うメニューや商品の購入を勧めてきた場合、少し怪しいなと思ったら、しっかりと断ることです。話していることがよくわからず、適当に相槌したりしていると、あとで最初のメニューより高額な料金を請求される場合もあるので。