Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2013年11月号 文学部 R.I

現地の学生、友人について

日本のニュースでも報道されているとおもいますが、上海の空気汚染が過去最悪レベルになっており、最近はマスクが必需品になっています。

今回のテーマは現地の学生、友人についてです。こちらの学生はとにかく勉強に対してストイックであるという印象が強いです。校内の教室も、夜の10時まで開いているところがあってそこを見るたびに、こんな遅くまで勉強しているのかと思っています。また日本よりも英語をしっかりと勉強している学生が多く見られます。知り合った中国人の学生もたいてい英語を喋ることができるので、英語圏の友達と3人で会話したりしていると、いつの間にか英語での会話になっており、取り残されることが多々あります。

また中国も反日の学生が多いと思われがちですが、意外とそんなこともなく、日本人だからと言ってトラブルになるようなことも聞いたことありません。逆に日本に興味を持っている中国人学生も少なくなく、日本語を教えてほしいと近づいてくる方もいます。

私は実は現地の中国人学生の友人がとても少なく数えるほどなのですが、よくグラウンドでサッカーをしているので顔見知りの学生ではない人が多くいます。留学生の友達とサッカーをやりに行くと、あの人たちとはこの前試合をしたから今日も誘いに行こうとなることがよくあります。このような交友関係も私は悪くないかと思っています。

上海のらーめん屋

最近またぐっと冷え込んできて、ラーメンが食べたくなる季節だなということで、よくネットで上海にある日本のラーメン屋を探しては行くのですが、上海にはそういうお店がとにかく多いです。聞くところによると、ここ23年で上海に出店する日本系のお店の増え方は異常にすごいらしく、毎月手に取るフリーペパーを見てもそれが伺えます。またどのラーメンのお店も値段はだいたい日本の3分の2程度で良心的であり、週に1回どこに行くかというのがとても楽しみになっております。

中国のラーメンもあることはあるのですが、ラーメンは日本料理であると言われてるくらいにこちらのラーメンはおいしくないです。まずスープが薄くて、そんなに入れるかというくらいにパクチーが入っており、日本のラーメンと比べるとお粗末であると言わざるを得ません。面も太くなった素麺のような食感であり、日本のラーメンを食べ慣れていると受け付けないものであります。

そして最近、龍谷大学の深草キャンパスの近くにある私の大好物でもある、「天下一品」ができたとのことで行ってみたのですが、ただのインスパイア系の店で、本物のようなドロドロ感もなく、ただただ、にんにくの効き過ぎたとんこつラーメンでがっかりしました。その時は、はやく日本に帰って本物を食べたいと思ってしまうほどでした。