Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2013年4月号 文学部 R.I

授業紹介

上海に来てもう2か月が経ちました。来た頃は寒くて震えていたのに、もう半袖で過ごせる日も少なくありません。

上海師範大学はまず基本的に7つのレベル(初級1,2,3中級1,2高級1,2)に分けられそのあと細かくクラス分けが行われます。そのほかに別に強化クラスやビジネスクラスがあります。1クラスに大体25人で一番多いのがインドネシア人、次に多いのが韓国人のように感じます。欧米人はまちまちで1クラス2,3人くらいいます。日本人も数は多くなく大体1クラス2,3人となっています。高級未満のクラスではやはり英語で会話している人が多く、もっと英語を勉強していればよかったなといつも思います。

私は今初級2のクラスにいて授業は大きく分けて4つあります。読写(一般的な中国語の授業)、口話(会話の授業)、リスニング、看図書話(絵、図を見て考えるというもの)です。授業数は一週間に各授業2,3コマあって1授業は大体80分あります。時間割によっては8時に授業が始まって10時半に終わってしまう日もあります。

授業を行う先生で学校で働いている先生は半分もいなくて、半分以上は上海師範大学の院生が勤めています。しかし将来教師を目指している方たちなだけありとてもわかりやすく進めてくれます。基本的に授業はパワーポイントで行われ、どの先生も工夫をして作ってきてくれるのでとても楽しく授業を受けています。もうすぐ中間試験の時期なので質問をしに行く生徒も少なくありません。


自由テーマ 上海師範大の運動会

今月の24日に運動会が行われました。この運動会は留学生のみで行われ上海師範大学の中国人生徒は別の日にしていたようです。上海師範大学の真ん中に立派な競技場がありそこを使用しました。種目は日本でもよくある綱引きや7人8脚のほかに、仮面を被ってボールを転がして移動させる競技や男性が女性をおぶって走る競技、中国の民族衣装を着替えながら走る競技など中国独特の種目あわせて5つありました。これらは1週間前から参加者を募って上に書いた7つのレベルのクラス対抗で行われました。その中で私は綱引きと7人8脚に参加しました。

当日午前中は授業があり昼の1時から開始のはずだったのですが結局始まったのは2時だったり、3時に終わるはずなのに5時まで終わらなかったりとさすが中国としか言いようのない適当さでした。参加者には大学のオリジナルのT-シャツが配布され、それを着て参加します。また猫耳やウサギの耳、仮装用の仮面などがあってそれらをつけて写真を撮っていて始まる時間が遅れました。ろくに練習もしていなくて本番だったので多少ぐだぐだはしたけれどもとても盛り上がりました。また普段はしゃべったことのない留学生とも交流することができました。成績上位のチームには中国の扇子や京劇の人形などの賞品も用意されていてさらに盛り上がりました。運動会というよりかは留学生同士の仲を深める行事でした。