Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2017年10月号 政策学部 Y.Z

《 カルチャーショックについて 》

私は留学以前に何度か中国に訪れたことがあったので、それほど大きな衝撃を受けることはありませんでした。

ただ、一つだけびっくりしたことは上海という都市は自分が想像していた100倍以上に発展していたことです。以前紹介したようにお金の払い方法や、ネットショッピングの制度、出前、など日本よりも優れています。日本にいるとどうしても中国に対していろんな面で偏見を持ってしまいますが、やはり百聞は一見にしかずということわざの意味を肌で感じました。自分の目で見て、体で直接感じないとわからないことはたくさんあります。店員や接待の態度は日本と比べると冷たいかもしれません。しかし、それ以上に現地人の優しさと情熱を感じることができます。本当に親しくなると、手助けや悩みを真剣に一緒に考えてくれます。日本はお礼を相手に伝えることが礼儀です。しかし、中国では親しい人同士で礼を言う方が逆に距離を取ることになります。もちろん時にはしっかりと相手に伝えることも大事です。いい面悪い面ある分、日本の良いところも身に染みて分かります。文化が似てるようで似ていない日中、比較すると結構楽しいものです。

《 おすすめの中国テレビドラマと映画 》

中国のテレビドラマは日本と比べると長い作品が多いです。そのため、話の内容にも深さと醍醐味ができくるので私はとても好きです。特に古代劇が好きです。古代と言っても大奥みたいに堅苦しいものではなく、恋愛ものがほとんどです。映画にもドラマにもなった「神話」という作品が好きです。歴史と神話が絶妙に混じり、その中で主人公たちの恋愛の発展が進んでいく様子がとても見ごたえがあります。次にお勧めなのが「欢乐颂」という上海を舞台に五人の女性のそれぞれの生き方を描いていた作品です。これは現地ですごく人気なので、シーズン2もでています。共感できる部分があるのでハマります。それから、「微微一笑很倾城」というドラマも好きです。主人公が美男美女で観ていてすごく心が躍ります。校内恋愛を描いているので、大学生の私たちからすると、憧れの的です。ドラマや映画の中の中国語はネイティブですし、ネット用語や略語、教科書では学べないことがたくさん詰まっています。だんだん分かるようになると、中国語が上達したんだと実感できるので、ある程度日常会話ができるくらいまでいけばこの勉強方法は私はお勧めです。勉強と娯楽の一石二鳥です!