Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2017年8月号 国際学部 M.I

試験について

上海師範大学の試験は、4月末の中間試験と6月末の期末試験の2回に分かれて行われます。2日間で5科目の試験を受けました。試験時間は90分ですが、30分が過ぎたら退室してもいいことになっています。当然のことですが、すべて中国語で受ける試験なので最初の中間試験は何をどうしたらいいのかわからず、大学に入ってから初めてと言っていいくらい勉強した感じでした。また基本的にすべて教科書からの内容が出題されますが、ほとんどの科目で最後に200字程度の作文やレポートが出されました。教科書の内容に沿った題で、宿題でも書かされた題なので初見ではないですが、単語が出てこなかったり、漢字が思い出せなかったりと、テスト中200字の文章を辞書なしで書くのはとても大変でした。期末試験は気を張らずに受けれましたが、スピーキングのテストはどうもまだ慣れません。スピーキングのテストは先生と一対一の口頭試験なので、特に発音が重視されます。他の科目は紙と向き合いますが、スピーキングのテストは先生と向き合うので何気ないところでつまずいたりと失敗することが多々ありました。先生も鬼ではないのでフォローはしてくれますが、雰囲気に緊張してしまいました。

テスト勉強はほとんど近くのカフェで勉強しました。1週間前からカフェに入り浸って友人らと一緒に勉強していました。学校にも図書館や自習できるスペースはありますが、静かすぎるかな?という印象があったので自分にはある程度わちゃわちゃした環境が集中できました。勉強できるスペースはたくさんあるので事前に自分に合った勉強環境を探すのもいいかもしれません。

日帰り旅行

春学期の間に蘇州、杭州、金山に日帰りで旅行に行ったのでその紹介をしたいと思います。

まずは蘇州、蘇州には4月始めの連休のときに行きました。「拙政園」と「平江路」に行きました。拙政園は中国四大名園の一つとして知られています。ちょうど桜も咲いていて庭園とマッチしていて綺麗でした。平江路は日が暮れてから行ったので夜景を楽しむことができました。


杭州は6月末に行きましたが、ちょうど梅雨時期でその日も大雨の中行くことになりました。「西湖」と「河坊街」に行きました。河坊街は何とか楽しむことができたのですが、西湖は雨のせいで辺り一面真っ白で何も見ることができませんでした。でも粘って最後の最後に雨が少しやんで写真を撮ることができました。


金山は上海の郊外にあって、上海南駅から一時間もせずに着いて夏は海水浴ができる場所です。私たちは海開きする前に行ったので足元だけしか浸かれませんでしたが、マリンスポーツは楽しめました。手軽に行ける場所なので海開き前にも関わらず家族連れで賑わっていました。