グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2019年8月号 経営学部 T.W

試験について

 試験は各学期で中間・期末の2回あります。前期は中間試験が4月の末に2日間、期末試験が6月の末に2日間ありました。私は受けている教科が全部で4科目しかなかったため日程が2日間でしたが、科目数の多いクラスには3日間テストがあったところもあるようでした。テストはそれぞれ100点満点で採点されますが、中間と期末では期末のほうが成績に占める割合が高いので、特に点数を取れるように勉強しました。

 当然中国で初めてテストを受けるので、中間試験の前は緊張しました。ですが、試験の内容は、単語などが入れ替わっていたりはしたものの、ほとんど教科書から出題されており、ちゃんと勉強をしておけば点数のとれるテストでした。

 ただ、少し難しかったのはスピーキングのテストです。スピーキングのテストはクラスの生徒が一人ずつ教室に呼び出され、くじで引いたお題をもとに先生と会話をするといった内容でした。どの科目も試験前に出題範囲を教えてくれていますし、くじで引くお題も教科書の内容通りではあったのですが、日本で受けたことのない形式のテストだったので、どのように対策すればいいかわからず、中間試験の時は必要以上に対策をしていくことになりました。試験当日も先生と一対一で話すという試験内容にとても緊張してしまい、準備の割には言葉に詰まったり、スムーズにいかなかったなと思います。

 後期の試験では、出題形式も分かっていたので、前期よりも早く準備を始めて効率よく対策することができました。

 

VPNについて

 前回、「金盾(グレート・ファイアーウォール)」について紹介し、これによって中国ではネット上の様々なサービスに対して接続制限がかけられていることを説明しました。しかし、中国でも「VPN」という機能を使えば、本来制限されているネット上のサービスにアクセスすることができます。

 「VPN」とは元々、セキュリティ対策やプライベート用のネットワークを必要とする人のための機能だそうで、それを利用すると金盾を経由せずにサービスに接続できるため、中国でも様々なサービスが使用可能になるという仕組みだそうです。

 スマートフォンの場合、アプリストアで「VPN」と検索すると無料のものも含めてたくさんアプリが出てきます。それをダウンロードして起動するだけで、中国にいながらLINEで連絡を取ったり、Googleのサービスを利用したりすることができます。緊急時などにLINEやGmailで連絡を取りたいという場面があったときに備えて、あらかじめダウンロードしておくと安心かもしれません。

 ただ、現在使用できているVPNもどんどん規制されているようで、使えるアプリが減っていっているそうです。実際に私が使用していたVPNアプリの中にも、留学開始直後は使えたのに、いつしか使えなくなったものがいくつかあります。また、通常使用と比べると通信速度はかなり遅い場合が多いため、普段ずっと使っていられるようなものではないかもしれません。

 前回も説明した通り、留学は中国版のサービスや情報に触れられる良い機会なので、普段はやはりそういったものに慣れていって、緊急時にVPNを使用するというのがいいのかもしれないなと思います。