Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

祥明大学校
2022年3月号 国際学部 Y.T.

①オリエンテーションについて

2月16日に韓国に到着しホテルで1週間隔離生活を送りました。2月23日に隔離が解除されて、2月28日に今学期から留学に来た留学生を対象にしたオリエンテーションが行われました。日本を含めた中国やロシア、台湾などから来た9名の留学生が参加しました。ほとんどの学生が韓国語を理解できたのですが、一部理解できない学生のために韓国語と英語と両方を使って説明してくださいました。内容は主に外国人登録についてや寮について、国民健康保険への加入などについてでした。その場でバディプログラムの申請書の作成なども行いました。そして、留学生専用授業について軽く説明があった後に履修登録を行いました。履修登録の際は日本人の方が一人来てくださって授業の内容や履修方法について教えてくださいました。日本人の方が来てくださったのでとても心強かったです。留学生はほぼ強制で3つの授業は履修しなければなりませんでした。「対話と自己表現」と「韓国文化入門」、「韓国社会の理解」はほぼ強制で残りの授業は自由に選べました。しかし、その3つとかぶる授業が多かったのと授業内容を確認しないで履修登録しなければならなかったので、履修登録には少し時間がかかりました。履修登録が終わった人から解散という感じだったので人によって終わった時間は異なりますが、私は1時間程度だったと思います。

 

②寮生活について。

私は大学まで徒歩5分程の寮に住んでいます。私が住んでいる2階には私を含めて現在8人が住んでいます。日本人2人と韓国人3人、ロシア人1人、中国人2人です。留学生専用の寮だと思っていたのですが、部屋に空きがあれば遠方に住んでいる韓国人も入寮できるそうです。私は特に一緒にきた日本人の友達と韓国人2人と特に仲が良いです。ご飯を一緒に食べたり、買い物に行ったりととても楽しい寮生活を送っています。「日本ではこういう文化だけど韓国ではどう?」や「これって韓国語でどう言うの?」など他愛もない話ですが、毎日韓国語で会話をするので韓国語を話すことに対する恐怖心もなくなり、文化の違いを実感しながら楽しく過ごしています。食事はコンビニで買ったり、友達と食べに行ったりもしますが、基本は少しでも節約するために冷凍食品を買ってきたり、寮の人達と料理したりして食べています。この間はロシアの人がブリニーというロシアの朝ごはんを作ってくれて、韓国人の人達が韓国料理を作ってくれました。私達は日本の家庭料理である肉じゃがと焼きそばをみんなに作ってあげました。もちろん国が違う人達と住むのですべてがいいことばかりではありません。しかし、外国人の友達が作れて日常生活で異文化交流ができるので留学に来たということを実感する日々を送っています。特にコロナが原因で韓国人と関わりを持てる機会が少ないので、韓国人と深い関係を築ける点が今の寮生活の魅力だと思います。