Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

シーナカリンウィロート大学
2023年 4月号 H.I

①カルチャーショックについて

日本人が留学をする際にやはり大きな壁はカルチャーショックだと思います。今回はタイ留学で感じているカルチャーショックについて書こうと思います。

はっきり言って、タイは日本と同じアジアの国なのでそこまでカルチャーショックを感じません。その為文化の違いなどでストレスを感じることはあまりなく、タイ留学をオススメする一つの理由です。カルチャーショックを挙げるとするならば3つあります。

1つ目が、時間間隔についてです。やはりタイの人は時間に対して、ゆっくりな所があります。例えば、タイの友人と待ち合わせは1時間~2時間のずれは毎回考えておいた方が良いです。ですがその時間間隔に慣れてしまえば、自分自身も集合時間に対して急ぐ必要がなくなるので、私は好きな文化の違いです。

2つ目が、講義への参加の方法です。日本の大学の講義は基本的に、座学メインの講義が多いと思います。しかしタイはほぼ全ての授業がアクティブラーニングで、毎回グループワークや発表があることが多いです。また発表をすると必ず、多くの質問が友人から来るので、内容への深い理解と意見を持つことが常に求められています。

3つ目が制服についてです。タイの多くの大学では制服を採用しており、日本と異なる文化だと感じました。留学前は大学に通うには制服の着用が必須と情報がありましたが、実態としては制服を着崩している人もいますし、そもそも制服を着用しなくても良い授業が増えてきているらしいです。着用の機会が減っているらしく、完全になくなる前に貴重な体験をすることが出来良かったです。

②タイのお正月ソンクラーンについて

様々な文化が混在するタイは日本と異なり、お正月が年に3回(新暦のお正月1月1日・中国の春節1月末頃・タイのソンクラーン4月13日~15日)あります。

4月はタイでは真夏で、体感温度が40度を超える日もあります。そんな中行われるソンクラーンというお祭りは、別名水かけ祭りと呼ばれているように、町中で人が水をかけ合うというお祭りです。普段は車が通行する場所も歩行者天国になり、見ず知らずの人と水を掛けあうお祭りで私も参加しました。でかい水鉄砲を購入し、祭り会場に向かいます。会場に着けば四方八方から水をかぶり、真夏なことも忘れてしまうくらいずぶ濡れになり楽しみました。

私は基本的にバンコクのみで楽しみましたが、北部のチェンマイや東部のパタヤなどでは、象と水かけ合うことが出来るらしいです。

この時期、北部はPM2.5の濃度が深刻になりがちなので、パタヤが良いかもしれません。

 

水没による携帯の故障や汚い水からの感染症、スリなどよく起こっているようですが、非常に楽しいお祭りの一つなのでぜひ気を付けながら参加してみてください。