Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2019年10月号 国際学部 K.Y

カルチャーショックについて

台湾文化は日本の影響を多く受けているため、他国に留学することに比べカルチャーショックは少ないと思います。ですが実際に住んでみると文化の違いを感じます。日本と台湾文化での最も大きな違いは、飲食文化だと私は思います。台湾では外食をすることが一般的です。アパートを借りる場合、キッチンがない家も一般的なほど外食文化が根差しています。そのため、朝昼晩すべて外食の人も多いです。例えば、朝食は朝食専門店、お昼は学校や会社の近く、夜ご飯は夜市で食事をとります。また、ほとんどの飲食店では持ち帰りが出来ます。日本と比べUber Eatsなどの宅配も普及しています。師範大学の隣には師大夜市があり、公館キャンパスの周りにもたくさんの飲食店があります。そのため私たち留学生は食事には困りません。外食が一般的な為、台湾のスーパーは日本と比べ野菜コーナーや精肉コーナーの規模が小さいです。台湾にはたくさんの美食があります。私のおすすめの朝食は鹹豆漿です。台湾に留学や旅行で来た際はぜひ食べてみてください。

 

発票

台湾のレシートは宝くじになっています。レシートは二種類あり、八桁の番号が印字されているものと、番号に加えてQRコードが印字されているものがあります。奇数月の25日に当落発表があります。当選番号はインターネットで確認でき、QRコードのレシートは専用のアプリで当落を確認することが出来ます。私は二月から九月までの間に三回当たりが出ました。また、レシートを寄付することもできます。

 

VISA取得について

留学生活とはあまり関係がありませんが、VISA取得について書きたいと思います。台湾留学のVISAを取得するには、健康診断証明書を提出する必要があります。この健康診断の内容は大学で春に受ける健康診断とは異なります。VISA申請は、NTNUから交換留学の許可が出てからでないとできません。ですが、二月から派遣の留学生は、VISA取得の為の健康診断の予約を年内にしておくことをお勧めします。NTNUからの留学許可証が届く日以降(私の場合は1月10日)を予約するといいと思います。私は許可証が届いてから健康診断の準備を始めました。ですが、台湾のVISAに必要な健康診断を受け付けてもらえる病院を探すのに時間がかかり、余裕をもって準備できませんでした。また、予約も取りづらい状況でした。病院によって料金にかなり差があります。そのため比較することをお勧めします。また、春節の初日は台北駐日経済文化代表処が休みになるため、VISA申請ができません。二月出発は学期末試験とVISA申請を同時期に行わなければならないため、早めの準備をお勧めします。

 

左から排骨飯、鹹豆漿、肉圓