Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

淡江大学
2020年9月号 国際学部 R.O

①余暇の過ごし方

8月号で夏休みの1ヶ月半語学学校に通っていたことについて話しましたが、語学学校の課程が終わった後も1ヶ月休みが残っていたので、台湾のいろいろな地方へ遊びに行きました。特に私が一番おすすめしたい場所は台南です。台南は台北に移る前の首都で、かつて政治や文化の中心だった歴史の街として知られています。そのため古くからの伝統ある建物が多く、台湾の歴史を肌で感じることが出来ます。また台南発祥の料理や味付けがたくさんあります。例えば牛肉湯は台南名物の一つですが、少し甘い味付けです。台湾は南に行くほど味付けが甘いのが特徴で、台湾人の中でも台南ならではの甘さがとても美味しいのと評判なので、是非台湾南部に行く際は北部の味付けとの違いを実感してみてください。

 

↑台南の神農街

↑花園夜市

 

台湾では旧暦の7/7は情人節といい、今年は8月25日でした。台湾では七夕は恋人同士で過ごす日で、一年のうちの二度目のバレンタインと言われています。この時期になるとコンビニには情人節のコーナーができていて、たくさんチョコが並んでいました。その週末には台北と淡水で花火が挙がるということで、どちらも見に行きました。日本の花火大会に比べると屋台はあまりありませんでしたが、浴衣を着ている人もちらほらいて、会場はとても混雑していました。花火の挙がる時間は8分間で一瞬でしたが、台湾で花火が見れるなんて思っていなかったので、とても感動しました。

 

②台湾の新学期について

私は台湾で後期の時期に留学してきたため、新入生オリエンテーションなどのイベントがありませんでしたが、9月に入り新しく新入生が入学してきたため、サークルのイベントや勧誘活動が盛んに行われるようになりました。新学期が始まって二週間の間は広場に各サークルのテントが張られ、サークル博覧会と称して新入生が気軽に先輩に活動の内容を聞きに行ける場が設けられていました。運動系や楽器、日本研究会など日本と同じような雰囲気のサークルもあれば、リズムゲーム研究会といった面白いサークルもありました。私もいくつかのサークルに話を聞きに行きましたが、みんなフレンドリーで交換留学生でも歓迎してくれました。また、夜には文化系サークルの催しが体育館で行われ、ダンスや歌などのパフォーマンスで盛り上がっていました。現在は各サークルが新入生歓迎会を行い、ピザパーティーや焼き肉などのイベントを行っています。サークル以外にも各学科の新入生歓迎会が行われ、全学年交えてゲームをして、新しい友達と出会うきっかけとなるそうです。