①カルチャーショックについて
今回は私が台湾に来て、受けたカルチャーショックについて2つ紹介します。
1つ目はお風呂とトイレについてです。
台湾では日本のように湯船に浸かるという文化がないので、お風呂はシャワーしかありません。また、銭湯やスパといった場所もないので、ゆっくり湯船に浸かって疲れを取りたいという時には日本が少し恋しくなりました。また、お風呂はシャワーしかないのですが、シャワーとトイレと洗面台が1つの部屋にまとめられているので、便器や床がびしょびしょになってしまい、少し不便に感じました。しかし、街中のホテルの浴室は日本のホテルと同様の作りになっていることがほとんどです。
2つ目は食文化の違いです。
台湾で売られている食べ物は基本的に油やニンニクが多く使用されており、野菜も油が多く、ギトギトしています。特にジーパイや唐揚げなどの揚げ物が多く、惣菜にも油が多いです。日本の食べ物は台湾の食べ物と比べると、あっさりした味や、油やニンニクを使わない料理が多いため、台湾の食文化には未だに慣れません。しかし、台湾の食べ物はどれも美味しいですし、大好きです。欲を言えば毎日食べたいですが、健康面や胃もたれしてしまうのが怖いため、時々の夜食や1週間の楽しみとして食べることにしています。また、台湾には日本のチェーン店『大戸屋』『やよい軒』が多く進出しており、サラダボールなどの野菜専門店もあります。時々はそこに行くようにして、食生活を工夫しています。
②台湾の食べ物紹介
台湾には日本にない食材がたくさんあります。日本人が見ると少し抵抗のあるものもありますが、食べてみると結構美味しいものも多いです。人それぞれ口に合う合わないがあると思いますが、今回は私が好きなものと少し苦手なものについて紹介します。
好きなもの1つ目は空芯菜です。これは私の中で、日本に帰った後に一番恋しくなる食べ物だと思います。調理方法はシンプルで、油、ニンニク、塩、唐辛子のみなのですが、空芯菜の食感がシャキシャキしており、独特の風味がとても美味しいです。
2つ目は鴨血(ヤーシエ)(写真1枚目)です。これは鴨の血を固めたプルプルの食材です。麻辣湯や滷味(煮込み料理)などに使われるのですが、独特のプルプルとした食感と中まで染み込んだ味が美味しいです。これは日本にはない食感だと思います。しかし、私の日本の友達は苦手と言っていたので、好みは分かれると思います。
次は苦手なものです。1 つ目は米血糕(ミーシエガオ)(写真2枚目)です。これは動物の血(主に鴨や豚の血)とお米を固めて作ったもちもちとした硬めの米の塊のようなものです。鍋の中に入れたり、揚げ物として見かけることが多いです。食べれないことはないですが、噛むと広がる血の香りが私は苦手でした。
2つ目はまだ食べたことのない食材ですが、カエルのお肉です。主に、地元レストランのような場所で見かけます。一度留学生のみんなと食事に行った際に挑戦してみようとなりましたが、どうしても田んぼの横にいるようなカエルを連想してしまうため食べれませんでした。食べた友達によると、プリプリした食感のお肉と言っていました。
台湾には台湾でしか食べられない食材がたくさんあります。皆さんもぜひ挑戦してみてください。