Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

同済大学
2015年7月号 経済学部 Y.Y

日本から持ってきてよかった物

上海では至る所にwi-fiが設置してあるため、ネット契約していないスマホやタブレットでも街中で使用できます。これらのデジタル製品に、中国会話や単語帳アプリを入れて持ち歩くと非常に便利です。iTunesカードを留学前に購入しておくと、上海で有料アプリを購入できるので、さらに便利です。その他にもネット関係で言うと、物ではありませんがvpnがある中国政府にブロックされているサイトも閲覧することができます。みなさんが日常的に使用しているアプリやサイトは基本的にブロックされているので、中国でも日本のサイトを使用したい方は必ずvpnを契約した上で渡航してください。ブロックされているサイトとアプリの例をあげるとTwitter、Facebook、youtube、google、lineこれら以外の多くのサイトもブロックされています。ほかにも、日本の書籍は上海でなかなか手に入りません。上海外文書店で日本の書籍を購入できますが、小説や漫画の割合が多く学ぶための教材はほとんどありません。HSK問題集などの解説も中国語なので、問題集や自分自身が興味のある分野の本を持ってくることをお薦めします。日用品や食品は上海で入手できます。さらに日本人向けのデパートもあるので、渡航してから上海で買い揃えたほうが金銭的にも荷物的にも負担が少ないです。上海に来てから、環境や食べ物に適応できず下痢や熱になることが多く医薬品も欠かせません。

中国の方言

十数億の人口を擁している巨大な中国には、多民族国家であるため、多くの方言が話されています。 北京語を標準とした「普通話」は、この方言を統一するため設定された中国の標準語です。日本ほど徹底的に普及していないが、広東など一部の地域を除けば、テレビやラジオ放送は全部普通話で行われています。そのため、純粋な普通話を話せるかどうかは別の問題とすれば、ほとんどの中国人は普通話を聞けば解ります。現在、私が勉強している中国語も中国で最も広く使われている普通話です。 台湾では普通話ではなく「国語」という言い方を使いますが、中身が同じく北京語を標準とした普通話です。香港では公用語は英語と広東語を使用していますが、普通話がますます普及してきました。私自身、特にこの広東語の発音が好きで歌にするとその魅力が一段と輝きます。上海の若者はほとんど全て普通語ですが、お年寄りの間では上海語が話されています。普通話と広東語と上海語は、外国語と同じぐらいの違いなので現地人以外の中国人でも聞き取れません。普通話を学んだ後、このような中国の方言も学びたいと考えています。