Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2020年1月号 社会学部 M.Y

① この留学を振り返って

この留学を振り返って、どんな動機であれ挑戦してよかったと感じます。私はもともと「海外に住みたい」といった漠然とした思いから、留学を志しました。「外国語を話せるようになって、海外で活躍したい」といった立派な目標があればいいのですが、なくても留学してみたらいいと思います。将来何をしたいかなどを明確に話せる人は一部だと思います。留学は、自分はどんな人間なのかといった自分自信を知る機会になると思います。私は将来どんなことをしたいかはまだ明確ではありませんが、やるべきこと・やらなければいけないことは明確になりました。留学は自分の人生にとってマイナスになることはないと思うので、留学を少しでも考えている人は挑戦することおすすめします。

台湾は親日的、といったイメージをもって来ましたが、実際親日の人が多いと1年間台湾に住んで感じました。日本に悪いイメージを持っている人は少なく、友達も作りやすかったです。

また東海大学は、多くの国から留学生が来るので国際色豊かです。そのため台湾人以外にも韓国や東南アジア、欧米の人たちとも中国語などを通じて知り合うことができます。他の国の習慣や人を知ることで自分の当たり前の基準が変わったり、日本の良さを改めて感じることもありました。

そして台湾と韓国、中国の友達と「また絶対会おう」と心の底から言い合える人間関係ができたことは、本当に幸せなことだと思います。

 

②大学生活が3年終わり感じたこと

私は3年生の1年間交換留学へ行きました。その前に大学1年6月から1年間の長期インターンシップをしていました。長期インターンシップでは、営業を経験し、以前は営業に対して良いイメージはありませんでした。しかし、実際に営業をやってみると、面白さや楽しさに気づくことができました。これは自分の向き不向きを無視して、チャレンジしないとわからなかったことです。

交換留学では、中国語を学びました。私は中国語を学ぶ以前、16カ国へバックパックなどしましたが、しっかり英語を学んだ経験はなく、語学学習に抵抗がありました。しかし、実際台湾に来て中国語を学んでいくと、語学学習の面白さや外国人と会話する楽しさに気づきました。また別の言語の英語も本格的に学びたいという気持ちになりました。

私が伝えたいことは、挑戦する大切さです。皆さんは、小中学校の時、なんとなく始めたスポーツや習い事に気づいたら熱中していたといった経験があると思います。しかし、大人になるにつれて自分は何が、どのレベルまでできるか、何が向いてるかなどを考え自分に制限をかけます。私は大学という何をやっても自由な時間は、自分の可能性を信じて、様々なことに挑戦してみても良いと思います。留学を迷っているのであれば、是非挑戦してみてはどうでしょうか。留学でない、他のことでも興味があれば挑戦してみれば良いと思います。私はこれを読んだ方が何か挑戦するきっかけになればと思います。私も残りの人生で挑戦することをやめず、これからも攻め続けます。