Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

文藻外語大学
2021年1月号 経済学部 K.F

①この留学を振り返って

 みなさん、こんにちは。今回は私が1年を通して感じたことなどを振り返りたいと思います。

 私は昨年の2月10日に台湾へ来ました。当日はあまり台湾へ行くという実感があまりなく、緊張することもなく到着したことを今でも鮮明に覚えています。しかし、空港から1歩踏み出した瞬間にそれまでの余裕はなくなりました。中国語を学んだ経験がなかったため、英語で注文などを試みましたが通じず、中国語を話せないと生きていけないと痛感しました。ありがたいことに日本語を話せる台湾人の方や、中国語を学んでいる日本人の友達に毎日中国語を教えていただき3ヶ月が経つ頃には日常生活はなんとかできる程度になりました。なのでもし中国語を学習したことがないけれど台湾に留学したいと考えている方は安心してください。また、台湾の文化については授業も受講していたのですが日常生活を通じていつの間にか学んでいることも多く、毎日が新発見でした。文藻外語大学の授業は以前にも書かせていただいたのですが、ほとんどの授業が英語で行われます。授業にもよるのですが、先生と生徒の距離は比較的近く、わからないことがあればすぐに聞くことができるので授業で困ったことはほとんどありませんでした。また毎日中国語の授業があります。15:10~17:00が中国語の授業であり、時間は1年を通して固定されているので、この時間以外の時間で他の授業を受講することになります。この時間によく受講したい授業があったのでとても迷ったこともよく覚えています。

 ここまで学校のことや語学のことを書かせていただきました。もちろん困難に直面することも何度かありましたが、友達に助けてもらって乗り越えたり、話し合いをし解決したりなど幾度となく乗り越えることができました。それは私にとって、とても貴重な経験であり、自分自身を成長させてくれました。留学を通して他にも多くの学びがありました。この経験や学びを今後活かしていきたいと思います。

 

②1月の台湾生活

 今月は期末テストや帰国の準備など慌ただしい1ヶ月でした。まず、今回の期末テストは英語のプレゼンテーションが2つと筆記試験が1つ、レポートが1つ、そして中国語は筆記試験でした。試験方式は中間試験と同様、英語の試験はすべて英語で回答し、中国語の試験は中国語で回答しました。期末試験ということで範囲はとても広く試験勉強はとても大変でしたが、その分学びも多くありました。また1月は別れの月でもありました。サッカーサークルのチームメイトや寮で仲良くなった友達、毎週中国語を教えてくれた友達など多くの出会いがあった分多くの別れもありました。彼らには感謝しかありません。いつも私のことを助けてくれ、力になってくれました。この台湾での出会いをここで終わらせるのではなく、今後もメッセージのやりとりなどを続け、関係を深くしていきたいと思います。1年間本当にありがとうございました。