Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

文藻外語大学
2022年9月号 国際学部 Y・H

 オリエンテーションについて

  新学期が始まる前に留学生向けにオリエンテーションが行われるのですが、現地渡航が可能になった連絡が来たのが8月に入ってからだったので準備の関係でオリエンテーションに間に合わず日本からオンラインで受けることになりました。オリエンテーションでは主に学校の施設やイベントに関する説明がされました。私は今回1セメスターだけの留学だったので、ARCと呼ばれる居留証の申請は必要ありませんでした。保険についても渡航前に龍谷大学から加入する海外旅行保険に加えて、台湾で義務付けられている保険も1年留学する場合に入らなければならないようです。これらは台湾に来てからの作業になるのでこの先留学される方は文藻のSOSAという留学生を支援する団体と学校生活や他にもいろんな場面でサポートしてくれる「スタディバディ」という学生が留学生一人一人に付いてくれるので彼らにサポートをしてもらうのがいいと思います。交換留学生は月曜日から金曜日まで毎日中国語の授業を受けなければならないので、クラス分けのためにオリエンテーション終了後は中国語のテストがされたようですが出席できなかったため、後日自分のパソコンで受験しました。台湾では繁体字が使われているのですが私は中国大陸で使用されている簡体字しか勉強したことがなかったのでその場合は簡体字でテストを受けることができました。

 

台湾到着後の隔離生活

 台湾ではコロナウイルス対策で渡航前に管理システムへの登録や入国後に7日間の隔離が必要なため隔離ホテルの予約をしなければなりませんでした。ホテルの予約については大学にビザやフライト情報を送ると予約をしてくれました。ただ、飛行機は北部の台北にしか飛んでおらず空港からは入国者用の検疫タクシーでホテルまで移動するのですが高雄は台湾の最南端にあるので3時間ほどかかると言われていましたが見事に中秋節という三連休の最終日と重なったため渋滞がひどく結局5時間ほどかかりました。運転手の方にもたまたま乗せた乗客が自分になり申し訳ないなとも思いました。ホテルの部屋には箱に入った水やごみ袋などが用意されごはんも三食決まった時間に部屋の前に置かれるので特に生活に困ることはありませんでした。ごはんはお弁当が出るのですがワンパターンで飽きてくるのでUber Eatsを使うこともありました。そして、この隔離期間中に大変だったことが地震です。夜の9時ごろに突然スマホの地震の通知がなりその後震度5の揺れが起き次の日まで余震で何度か大きな揺れがありました。テレビをつけてニュースを見ても何を言っているのか分からず、しかもずっと一人で過ごしていたので不安も大きく夜もあまり寝れませんでした。ですが、自分で何をすべきか考えて行動もとれたのでいろいろ学ぶこともありました。

         隔離中の食事