Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

文藻外語大学
2024年3月号 国際学部 K.S 

  • 環境について

台湾の3月の気温は常に30度ぐらいで半袖、短パンでも暑いと感じます。雨が降ることがあまりなく、たまに通り雨がありますが基本的にカラカラとした暑さで日本みたいにじめじめはしていないです。

とても暑いのでエアコンをつけますが、エアコンをつけるにはお金が必要でそのお金は最初の授業でクラスリーダーが集めます。どの授業でも20元回収されます。20元は日本円で約100円です。日本では学費に含まれていると思いますが台湾では違い、最初集められた時は何かと焦りました。また台湾は日本と違い、自動販売機がほとんどありません。日本では何台も隣に並んでいることを見ますが台湾では見たことがありません。しかし、ドリンク屋さんの数や冷水器の数は多いです。日本の大学は開放的で出入口がたくさんありますが、文藻外語大学は出入口が平日はつ、休日はつしかなくびっくりしました。平日は大学に繋がっているコンビニである「Hi-life」から出ることが出来ますが、休日は営業していないため出入口が少なくなってしまいます。このコンビニから学校の敷地に入るには学生証が必要で「ピッ」としないとロックが開かない仕組みになっています。また、私の住む大学内の寮も同じ仕組みで学生証を「ピッ」としないと寮に出たり入ったりできません。なので、学生証は必須です。学生証には日本で言う「ICOCA」と同じような機能もついているので、1つのカードにいろんな機能があってとても便利です。

 

  • 寮生活について

学校内の寮について紹介します。この寮は夜の12時になると電気が消え、朝6時になると電気がつきます。洗濯機もその時間に切れ、もし洗濯機の中に服を入れていたら朝までそのままになります。出入口は11時になると開かなくなり、10時50分には寮の幹部がそろっているかの確認をしに部屋に訪れます。なので、自然と健康的な生活になります。

寮の1部屋には最大4人住むことが出来ますが私の部屋は3人で台湾の子が2人と私です。2人とも日本語学科の学生で中国語が分からない私のために日本語や英語、翻訳機を駆使してコミュニケーションしています。私の部屋の子はおしとやかな子たちで基本的に自分の机でそれぞれにゲームをしたり、YouTubeを見ていたりすることが多いです。2人とも週末になるとほとんど毎週帰省しているため週末は1人のことが多く、あまり仲良くなれていないので仲良くなれるように頑張ろうと思います。

他の部屋にお邪魔させていただいた時は自分の部屋との違いにびっくりしました。ルームメイト同士とても仲が良く、深夜に喋りすぎて注意されたそうです。その部屋の子たちは積極的に喋りかけてくれて、中国語を教えてくれたり、深夜にラーメンを食べたりしました。私の中国語のわからなさを身に染みて感じました。もっと中国語を学んで会話できるように頑張ろうと思いました。

また、別の部屋に伺うと物と髪の毛の多さにびっくりしました。歩くところにもいっぱい物が置いてあり、私の部屋よりも少し広いはずなのに狭く感じました。私の部屋の子たちはきれい好きな方だと思うので比較的きれいな部屋で快適に過ごすことが出来ています。この部屋でよかったと思いました。

 

エアコンのボタン      他の部屋にお邪魔させていただいた時の深夜ラーメン