Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2023年 1月号 国際学部 W.S

①日本から持ってきてよかった物

日本食

フィンランドの外食は非常に高いです。 そのため、私はほぼ毎日自炊をしています。作り慣れている食事を作ろうと思うと日本の材料が必要になります。 出汁パックや鶏がらスープの素、カレーやシチューのルウ、お好みソース、ごま油などは日本から持ってきてよかったなと思いました。 また、週末に留学生たちでそれぞれの国の料理を週末に作りあったりもしています。 白玉、きな粉、あんこは食べたことのない人が多かったり、ちらし寿司ならベジタリアンの子もおいしく食べれるので喜んでくれました。 これらの食材は街中のアジアンマーケットでも購入することもできますが、円換算すると3倍ほどの価格になります。 荷物にゆとりがある限り、たくさん持っていかれると良いと思います。

 防寒着

以前にも少し書かせていただきましたが、こちらに着いた頃にはすでにかなり涼しくなっており、あっという間に寒くなりました。 マフラーや手袋、タイツやインナーなどは持ってきてもいいと思います。 また私の場合、出発前の8月に日本でこれらの防寒着を買い足そうとしても季節的にどこのお店にもおいてませんでした。冬のうちに準備しておくといいと思います。

日本の遊び

Practiceという科目をとる予定の方はcultural dayという自国の文化を子どもたちに紹介する日があります。 私たち日本チームはCultural dayに折り紙をしましたが多くの児童が参加するので、一袋では足りませんでした。

コンセントの変換プラグ・日本のコンセントの延長コード

日本のコンセントは使えないのでPC等の充電のために変換プラグは必ず必要です。 日本の延長コードとタコ足があれば一つの変換プラグで済むので便利です。

水着とサンダル

フィンランドで本場のサウナに入りたい人は必須です!! ヴァ―サにもサウナ後に凍った海に入れる場所があります。 ぜひ挑戦してみてください。サンダルは他にもランドリールームに行く際など、なにかと便利です。

 折り畳み傘

気候のところでも書かせていただきましたが、雨の日も少なくありませんでした。 しかし、雨傘を売っているところをあまり見ません。 日本から丈夫な折りたたみ傘を持ってこられると良いと思います。

ヴァ―サではたいていのものを購入することができますので心配はいりません。 しかし、日本なら100均で変え揃えられる文房具や細々した日用品も、円換算するとどうしても高く感じてしまい、持ってくればよかった、と思うことが多いです。

反対にこちらで買ってよかったと思うものも紹介します。

雪用のブーツとパンツ

こちらの冬を乗り切るためにブーツは必要です。 私は完全防水でスリップ防止の靴底のついたものを購入しました。 11月にアウトレットで60€ほどで購入しました。 ヴァ―サの中心街からは歩くと少し遠いので、電動スクーターが使えるうちにアウトレットで購入されると安く購入できる思います。 スキーパンツは毎日必要なものではありませんが、Laplamd旅行やESNのそり滑りイベントなどで大活躍しました。 私は街中のセカンドハンドショップで8€で購入しました。

⇑ Practice SchoolのCultural Day にて

折り紙を紹介しました。アメリカからの留学生はサンクスギビングに関するアクティビティをしていました。

 

② 冬休みについて

受講する授業によって異なりますが、私の場合12月の中旬には授業も全て終わり冬休みに入りました。フィンランド各地でクリスマスマーケットが開かれ、私はヘルシンキのクリスマスマーケットに行ってきました。寒い中、フィンランドのクリスマスドリンクGlögiを飲んでクリスマス気分を満喫しました。ヘルシンキのクリスマスマーケットも今年は12月22日に終わり、クリスマス当日は町から人が消えます。カフェやレストランはもちろん、スーパーマーケットも閉まっていました。ヨーロッパからの留学生のほとんどはクリスマス前には帰国してしまったので、ヴァ―サに残っていた友人たちで持ち寄りディナーなど、静かなクリスマスを過ごしました。

  

⇑ヘルシンキのクリスマスマーケットにて

クリスマスが終わると、いろいろなお店でセールが始まります。日本の初売りのような雰囲気で、たくさんの人が買い物に来ていました。年末年始の町は普段と変わらない雰囲気です。しかし、フィンランドでは大みそかの夕方6時から花火が解禁されます。公園などで打ち上げ花火を上げている人がたくさんいました。私はヴァ―サに残っていた友人たちで集まって年越しカウントダウンをしました。そして元旦には、初日の出を見に行きました。フィンランドに冬は日照時間が短いので日の出もものすごく遅く、ヴァ―サで見た初日の出は10時30分頃でした。

⇑ヴァ―サの中心地にある教会で巨大クリスマスツリーと記念撮影

 

冬休みは4週間ほどと割と長いですが、ヴァ―サでできることは限られています。クリスマスマーケットの時期に、ヴァ―サから比較的近いタンペレや、少し足を延ばしてスウェーデンのストックホルム、エストニアのタリンなどを訪れるのもお勧めです。この期間にヨーロッパ旅行をしている人も多く、せっかくのお休みなので旅行に行ってもよかったかなと思いました。

  

⇑ヴァ―サで過ごした冬休み

完全に凍った海の上を歩きに行ったり、公園で焚火をして過ごしました。

 

冬休みが明けて、早速Springセメスターが始まっています。新しくヴァ―サにやってきた留学生たちとの新しい出会いもありました。この頃は日も少しずつですが長くなりだしています。フィンランド留学もとうとう折り返しです。残りの時間を大切に過ごしていきたいです。