Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2023年2月号 国際学部M.N

①試験について

私が受けた授業を例に紹介していきます。

Emotionsという授業ではグループ発表とテストで半分ずつの成績算出でした。テストは指定された教科書の範囲を読んでそれに対する問に答えていくというものです。初めは教室に集まって全員で一斉にオンラインテストを受ける予定でしたが、先生が体調を悪くしてしまい、学校に来られないということで代理の先生が来て、紙に書き込む方法に変わりました。1つの質問に4つの選択肢があり、合っている文にチェックをしていくテストで、20問ほどでした。制限時間は1時間以上設けられていましたが、20分もかからなかったと思います。この授業の先生はmoodleという授業のスライドや資料を載せてくれるプラットフォームに、教科書のチャプター事のプレテストを出してくださっていて、その中から当日の問題も出されるということで、準備をしていればそこまで難しくはないテストで安心しました。

次はArt and architecture in Finlandという授業の試験についてです。この授業、もしオーボアカデミーのトゥルク校に来る人がいればとてもおすすめです。先生が美術館やトゥルク市内の建築ツアーを授業内でして下さって、無料で良いのか?!と思うほどでした。成績は対面で受ける試験で決まります。内容は制限時間2時間半ほどの間で5つのエッセイを書くというものでした。この先生もmoodleにエッセイのテーマ20個ほどと、重要な人物名を出してくださっていて試験勉強はそのテーマを1つずつ授業のスライドを見ながらメモに書き出していって行いました。試験当日に20個のうちの5つのテーマどれかを先生が選んで答えていくという感じです。1つのテーマで大体1ページから2ページで、テーマによって指定された量は違いました。試験勉強中は覚えることとまとめることが多くて間に合うかなと心配でしたが、なんとか良い点数をもらうことができました。かなり嬉しかったです。

私はまだオンラインでのエッセイ提出のテストや、個別で部屋を予約してそこで4時間くらいテストを受けるといった方法の試験を受けていません。個人的にはそういったエッセイよりもテスト!という感じの試験の方が好きです。

②フィンランドのカフェについて

フィンランドに来て気づいたこと、それはカフェが多い!です。トゥルクにはスタバはなくてその代わりにEspresso houseというチェーン店がそこらじゅうにあって、いつもお客さんで賑わっています。Espresso houseはチャイラテがおすすめです!フィンランドはコーヒー豆の消費量が世界で1,2を争うくらい多いようで、それは水が綺麗だかららしいです。美味しい水で淹れるコーヒーが美味しいのは確かに納得です。コーヒーっていうと豆をまず考えるので新しい発見でした。私はチェーン店も好きなのですが、最近は、トゥルクにある個人経営のカフェを帰るまでに制覇するという目標でカフェ巡りを始めました。食べ物と飲み物どっちも注文してしまうとやっぱり高いのでいつも葛藤しています。カフェにいるといつも穏やかな気持ちになります。それはご年配の夫婦の方が2人でコーヒーとケーキを注文して一緒に食べていたり、ちょっと大人の方々がお茶をしながら話している様子が、見ていて自分もこんな生活を送りたいなあと思わせてくれるからかなと思います。一日の中で、カフェでちょっと休憩する時間を持ったり、ちょっと値段はするけどケーキとコーヒーを買うことを惜しまない感じが小さな幸せを見ているみたいで好きですし、自分がその中にいることも感じられてより幸せです。日本に帰ってもこういった落ち着く時間は持って行きたいなと思っています。