①環境について（大学施設/サービス、住居、街並み等）

この2ヶ月弱のVaasaでの生活はとても快適で過ごしやすく、特に困ったこともありませんでした。自然が豊かで静かな落ち着いたVaasaでの生活は時間の経過がゆっくりと感じます。大学内で特に私が気に入っているのが、カフェテリア、ピアノルーム、図書館です。カフェテリアでは一食2.95€（日本円で約470円）でランチを食べることができます。毎回違うメニューで飽きることもありませんし何より美味しいです。大学内に、机と椅子とピアノが一台ずつ配置されている個室が沢山あります。誰でも自由に利用できるので、集中したいときや気分転換によく利用しています。図書館は建物内に幾つかあり、ソファが置いてあり静かでとてもリラックスできます。私の住むアパートも大学から歩いて20分程度で、通学が軽い運動にもなりますし一石二鳥です。10月に入ってから外の気温がマイナスになることもあり、急激に寒くなりましたが家の中は半袖で生活できるほど暖かいです。洗濯機とサウナは予約しておけば、自由に利用できるのでとても有難いです。私の住んでいる場所の近くには池や公園もあり自然が多いですが、5分程歩けばスーパーもありますし、もう少し歩けばセカンドハンドのお店や大きなショッピングセンターもあります。天気が良ければ、歩いてスーパーに行くだけでもとても気持ちが良いです。今の時期は、スクーターや自転車を簡単にレンタルできるので、それを利用している人も多いです。

②ヘルシンキへの旅行　(公共交通機関について）

10月末に1人でヘルシンキを訪れました。私の住んでいるVaasaからヘルシンキまでは、電車で約4時間ほどかかります。ですが、フィンランドの電車は日本の特急電車のようなイメージで、長時間乗っていてもそれほど疲れません。トイレも幾つか設置されていますし、レストランのある車両や犬も一緒に乗れる車両がありとても新鮮でした。電車に乗る前にアプリでチケットを購入して、座席を予約しておく必要があります。乗車前にチケットを確認されることはありませんが、電車の中でモバイルチケットのQRコードを提示しなければなりません。すべての座席にコンセント、机、ゴミ袋が常備されているのでとても快適です。ヘルシンキへ向かう際の座席は、リクライニングができ、足も伸ばすことができたのでストレスフリーでした。私の場合は歩いてヘルシンキを観光しました。カフェが沢山あるので、疲れたらカフェで休憩をしました。出来るだけ色々なところを一日で回りたいという場合は、ヘルシンキ内のトラムを利用することもできます。その場合にも、事前にアプリでチケットを購入しておかなければなりません。VRとHSLという2種類のアプリがあれば大体のチケットを購入できると思います。私はホテルへ向かう際にのみ、バスを利用しました。バスの乗り場がなかなか見つけられずに困りましたが、尋ねればみんな親切に教えてくれます。VaasaからヘルシンキまではVRアプリを利用しましたが、バスやトラムに乗る際はHSLのアプリを利用しました。