Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2023年3月 国際学部M.N 

①余暇の過ごし方

冬休みの始まりですが、日本と同じで取っている授業によって早く終わったり、長かったりと変わってきます。私が取っていた授業はすべて12月の中旬までに終わっていました。なのでクリスマスあたりはマーケットに行ったり、イベントに行ったりとゆっくりと過ごしました。友達はこの期間に旅行に行っている人も多くいましたが、私はその後の27日から1月の7日までロンドン、パリ、プラハを旅行しました。私にとって夢のような都市を訪れる旅行でした!一緒に行ったのはドイツに留学している友達と、その友達の友達が日本からやってきて、3人での旅でした。

ちょうど年末と年越しだったのと、計画が遅かったのもあり、かなり費用がかかってしまったので、とにかく予定だけでも早く立てて予約を急ぐことを学びました。特にパリはほとんどの美術館が予約を必要としていたので、事前のチェックが大事です。友達とはロンドンの宿で集合だったので、そこに着くまでに飛行機の遅延やら携帯の電波が通じないやらでかなり焦りました。空港についてからのルートだったり、そもそも海外で使えるSIMなのか、調べておくことも大切ですね。日本では一人で旅行したことも、飛行機に一人で乗ったこともなかった私が海外で飛行機に乗って旅行できたので、そこだけでも成長したなと勝手に思っています。

この冬休みの旅行で訪れた国の中ではプラハに一番もう一度行きたいです。人が多いのが苦手なのでロンドンとパリはかなり大変でした。プラハは人もそこまで多くなく、物価も安く、ご飯もめっちゃ美味しかったです。パリは行ききれなかった場所があってもう一度行きたいとしたら、プラハは何も目的がなくてもただゆっくりしに行きたいという感じです。旅行を通して思ったのは、どの国も人が素敵だなということです。宿主の方も皆さん親切にしてくださったり、ご飯屋さんで隣になった人と友達になったりと、英語が完璧に話せることよりもまず持っている気持ちがすべてだなと思いました。

ロンドンの街

百貨店の屋上から見たパリ

プラハ

②Lake Saunaについて

留学生が割り振られる寮はいくつかあるのですが、私の寮は学校から一番遠いところにあるIltakajoで、Varrisuoという場所にあります。学校までバスで30分かかって少し不便ですが良いところがあります。それはLake Sauna(Villa Järvelä) が近くにあることです!近くと言っても徒歩で30分くらいはかかってしまうのですが、それでも行く価値があるほど良いサウナです。

一度目は寮にはないバスタブがあるのでお湯に浸かりたいという気持ちで行ったのですが、サウナの後に入るめちゃくちゃ冷たい湖を出た後が最高でした。公共のサウナなので水着を着ないと行けないことと、スリッパと水筒を持っていくことをおすすめします。値段は10ユーロとそれなりですがもしここに留学したらぜひ試してほしい場所です。

夕方5時以降になると仕事終わりの大人たちが平日でも続々やってきます。サウナハットだったり、手袋、靴下みたいなものを身に着けている人たちを見ると、本気だなと思います。石に水をかけるのはお客さんなので、地元の方々が容赦なく水をかけてサウナの中は常に熱い状態です。そうやって一緒にサウナに入っているとなんだか自分もフィンランドになじめたみたいで嬉しくなります。フィンランドの方々は、私達が石に水をかけて熱い空気が広がった時や湖に入った時に大きいリアクションをするのを見てよく笑ってくれます。優しい人がいっぱいだなと感じる瞬間の一つです。

ホットタブの様子