Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーフス大学
2016年1月号 国際文化学部 S.A

①日本から持ってきてよかったもの

パソコンやタブレット、各種充電器など、必要になると思われるものは割愛します。特別これといって持ってきてよかったと思うものはありませんが、クロックスなどの室内用履物、洗濯ネットは便利だと思います。こちらは室内でも土足ですが、クロックスなどの履物があると自分の部屋の床が汚れず、掃除も楽になります。寮の場合、共同の洗濯室があるのですが、混み合うことが多くあり、洗濯が終わった後にすぐに衣服を取り出さないと、次に使用する人に取り出される(時には地面に)ことがあります。洗濯ネットがあると取り出しに時間がかからず、誰かに取り出されたとしても衣服がばらばらになることを防げます。他には、日本の調味料が挙げられますが、これらはこちらのアジアンマーケットで手に入ります。しかし、日本のものと比べると値が張るので、だしの素やみりんなど荷物に余裕があれば持ってきた方がいいかもしれません。

私が、日本から持ってこればよかったと思っているものは歯ブラシです。もちろんこちらでも購入できますが、成人用の歯ブラシは日本のものと比べるととても大きいので、奥歯が磨き難く少しストレスを感じます。あまりかさばらないと思うので、こだわりがある方は5本ほど持ってきた方がよいと思います。

 

②語学学習について

こちらでは、learn dansk という語学学校で、無料でデンマーク語を習うことができます。週に1回もしくは2回に学校に通ったり、インターネットで受講したりと、自分の好みに合わせて学習スタイルを選ぶことが出来ます。私はデンマーク語を習っていませんが、デンマーク語を話せるとデンマーク人とのコミュニケーションやスーパーでの買い物などがより容易になると思います。しかし、週に1,2回の授業だけでデンマーク語を習得することは難しく、しっかり習得したければ自習が必要になります。また授業や課題、自習などで時間が取られるので、大学の授業との並行は簡単ではないらしく、私の友人の何人かは途中で受講をやめていました。また、無断で3回以上欠席すると除名させられるようです。

デンマーク人のほとんどは流暢に英語を話すことができ、毎回授業でのディスカッションなどでネイティブなみに英語を使いこなす彼らに圧倒されています。こちらが英語で話しかければ、何の問題もなく受け答えしてくれますが、やはり第一言語はデンマーク語なので、普段耳にするのがほとんどがデンマーク語です。授業中は、英語でディスカッションしたり発言したりしますが、休み時間になると皆デンマーク語で話し始めるので、時に疎外感を感じることもあります。向こうから英語で話しかけてくるというのは稀なので、英語を話したい場合は、留学生に話しかけるか、自分から英語でデンマーク人に話しかける必要があります。デンマーク語が理解できない、話せないことで疎外感を感じることがあると書きましたが、良い点もあります。大学のカフェテリアなどで課題や読書をすることがたまにありますが、周りの人が英語で喋っているとつい聞き耳を立ててしまい気が散ってしまいますが、周りがデンマーク語で喋っていると、自分は理解できないので全く気になりません。集中したければ図書館に行けばいいだけの話ですが、たまに図書館での勉強に飽きた時に、カフェテリアを利用して気分転換しています。