Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2013年3月号 法学部 N.O

日本から持ってきたほうが良かったと思う物について

基本的にバルセロナでも大体のものが揃うので、絶対に日本から持ってきたほうが良いものはありません。バルセロナには日本食の食品店や中国系の食品店もあるので、日本色が恋しくなってもバルセロナで大体のものが手に入ります。しかし、強いて言うならば、スペインでは日本にあるような洗顔料が手に入りません。これは元々知っていたので多めに準備していた私は困っていませんが、スペインに留学に行く人は準備しておいたほうがいいと思います。また、私の場合、授業がカタラン語で行われているので、とっている授業が比較的少なく、自習に当てられる時間が多いため、日本から持ってきた勉強用の教材が少なかったことを少し後悔していました。ですが、日本から送ってもらうこともできるし、最悪の場合、Amazonで注文すれば送料は非常に高くつきますが手に入れることができます。私は、2月の終わりに友人が来た際に一緒に持ってきてもらいました。バルセロナは大きな都市なので必要なものはほぼ揃います。また、日本から郵送してもらうこともできるので日本から持っていくもので困ることはあまりないと思います。


現地の学生、友人について

現地の学生は、やはり日本と比べると勉強熱心に思います。自分のルームメイトも授業から帰っても部屋で勉強していたり、24時間空いている図書館では深夜でも勉強していたりする学生はよく見かけます。また、グループワークを課題に出す授業が多く、図書館にはディスカッションをしながら課題を行えるように個室があったりして、学問に対して熱心に取り組めるような環境になっています。先日、これまでのルームメイトが卒業を機にVilaを引っ越してしまい、新しいルームメイトが加わりました。新しいといっても元々知り合いだったので特に気を使ったりもせず新しい生活が始まりました。現在のルームメイト4人のうち3人が私と同じ翻訳学科で、さらに全員日本語を勉強している学生で、日本の話題で盛り上がったりしています。また、部屋の使い方や掃除などで度々問題が起こりますが、基本的にみんな几帳面で綺麗好きなので、快適に過ごせています。

 

スペインでのトラブル

スペインで生活する上で困るのはやはりトラブルに見舞われた時です。クレジットカードに関するトラブルはもちろん、Vilaの建物は古いので水道やトイレの調子が悪くなることもあり、大きなものから些細なものまでトラブルは絶えません。Vilaに関するものはオフィスに言えば後日修理の方が来て直してくれますが、やはりスペインということできちんと直っていなかったり、来てすぐにこれは直せないと諦めてしまったりと慣れてしまえば楽しい経験ですが、トラブルの対処は焦らずに根気よく続けたほうがいいと思います。

また、カードなどのトラブルで日本のカード会社に本人が直接電話しなければならない場合があります。Vilaにある公衆電話やプリペイドケータイでもできますが、スカイプクレジットというものを購入しておくと比較的低料金で国際電話ができます。ほかの国際電話よりもおすすめしたいと思います。