・授業紹介①(受講している科目について)
私は学部の授業で「Idioma Japones」と「Idioma Castellano」の2科目を受講しています。さらに私は、大学内にある語学学校で週7時間の授業を受けています。
まず学部の「Idioma Castellano」の授業では、10月のはじめにクラス分けテストがあり、私は東洋人向けのクラスに入りました。授業の最初の頃はSERやESTARなどの基本から始まりました。私は「スペインに来たのに、またここからやるのか」と正直思いました。しかしやっていることは簡単ですが、授業中に分からない単語や先生の言っている言葉の意味が分からなかったりすることも多々あるのでとても勉強になります。現在、授業で学んでいる所は現在完了や線過去、点過去などです。
次に「Idioma Japones」の授業では、日本語を学んでいる学生のチューター役として授業に参加しています。ここでは主に発音の修正をしたり、単語の意味を教えたりしています。この授業で私は、通訳・翻訳の難しさやスペイン語で日本語を説明する難しさなどを改めて感じることができました。それに伴い自分自身のスペイン語能力を向上させたいという意欲が湧いてきました。
最後に語学学校ではリスニングや文法、単語などを幅広く勉強しています。主に週2回で5時間の授業を受けています。しかし最初の契約の時には週5時間の契約でしたが、現在は同じレベルの他のクラスと合同で週2時間また別に授業を受けています。少人数なのでクラスメイトと話す機会や発言する機会などが多くあるのでとても楽しく学ぶことができています。
・カルチャーショックについて
私自身、スペインに来たのは2回目なので大きなカルチャーショックはありませんでした。ある程度のこと、例えば、接客の態度が悪いことや対応が良くないことなどは知っていました。なので、私自身はあまり気にはなりませんでした(もちろん接客のいい店も多くあります)。しかし、他に不便に思うことは多少あります。
まず1つ目は、日曜日や祝日になるとほとんどの店が閉まってしまうので、日本の感覚でいるととても不便に感じると思います。さらに、昼休みで店を2時間くらい閉めてしまうこともあるので慣れるまでは不便だと感じるでしょう。
2つ目は、作業の遅さです。手続きをしている途中におしゃべりをしたり、携帯を見たりする人もいるので手続きが遅くなったりすることがあります。私が体験したのは、電車の予約を窓口でしている時におしゃべりをしながら適当に作業されたことです。さらに、私が窓口にいるにも関わらず他のことをやり始めたり、急にどこかへ行って待たされたりもしました。私は「スペインだから仕方ない」というように割り切っていたので腹を立てることもありませんでした。スペインでは自分の思うようにいかない事が多くあるので、1つ1つに腹を立ててしまうと精神的にも肉体的にも疲れてしまうと思います。なので、たまに1歩引いて物事を考える事も大切です。留学は言語以外にも多くのことを肌で感じて学べる場所だと感じました。
・自由テーマ (日本からの郵便物について)
前回のマンスリーレポートにも書きましたが、私はスーツケースの重量を気にし過ぎてしまい、冬用の服や勉強道具などをあまり持ってきていませんでした。なので、私は両親に荷物をスペインに送って欲しいと伝えました。値段は重さや送り方によって変わるそうなので、色々な人から情報を得るのが一番いいと思います。私は本や服、靴、食料などを送ってもらいました。荷物の重さは12kgです。何もなければ1週間くらいで届くと言われましたが10日経っても荷物は届きませんでした。するとマドリーの郵便局から通知の手紙が来ました。私の荷物は関税で引っかかってしまいマドリーで止められているようです。現在、私は自分の荷物を手に入れるために手続きを行っているところです。他の日本人留学生は送料の半分くらいの関税を取られた人もいれば、普通に届く人もいます。荷物が大き過ぎたり、重過ぎたり、電子機器などが入っていると引っかかってしまうそうです。日本から荷物を送ってもらう時に中身の品名を明記する必要があります。その時に、ギフトやプレゼントと書くと税関で止まる可能性が低くなるそうです。また本や服を送ってもらう時には品名の所に「USED BOOK」や「OLD CLOTHES」というように書き、価値がないとアピールした方が良いそうです。さらに、価格の所は0円/€と書くのが良いそうです。私の荷物は重過ぎる且つ価格の所に正直な値段を書いてしまったので止められたのだと思います。これから、マドリーの郵便局と連絡を取り荷物を受け取れるように手続きを進めていきたいと思います。