後期は前期と同様に”castellano”の授業と”realitat catalana”と”coreano”の授業を選択しています。”realitat catalana”の授業についてはまだ始まったばかりなのですが、カタルーニャの地理、美術、文学等幅広くカタルーニャの文化について勉強することができます。留学生向けの授業ですが、他の欧米諸国の学生等はいつも積極的に発言をするためいつも感心しています。一回目の宿題では、自分の住んでいる地域の”calle”についてなぜその名前がつけられているのかという由来を調べてくるというものでした。(vilaに住む学生はどの地域の”calle”を調べてもいいということになっています。)
“coreano”の授業は聴講として受講しています。この授業は前期から開講されていたため文法はある程度進んだ状態からスタートしました。また、ビデオ等の教材を使いながら韓国の歌を皆で歌ったりすることもあります。私はまず、ハングルの読み書きができるように空いた時間を利用して徹底的に頭に詰め込みました。この授業自体は留学生向けの授業であるため先生のスペイン語は比較的ゆっくりでわかりやすいです。
“castellano”の授業については前期と同様に教科書を使い文法を重点的に学んでいきます。日本でもう学習していると思いながらも、新しい発見があったり、会話における使い時等がわかってくるので興味深いです。先生はとても気さくな方で、説明も丁寧にしてくれます。
●余暇の過ごし方
大きな休み以外でも私はたまに三泊四日等で旅行に行くようにしています。また日帰りの場合もあります。普段は24時間使える図書館がPl.Civivaの近くにあるためそこで勉強したり、最近は金曜日にスペイン人の友達がよくご飯に誘ってくれるようになったので一緒にご飯を食べに行っています。そこでは、スペイン人の友達が増えますしスペイン語を話したり聞いたりする良い機会になります。スペインの冗談や笑い話を教えてくれるのですがなかなか理解するのに苦しんだり、わかっても笑いのつぼが違うなぁと感じたりすることがあり、これも異文化交流といえるのかもしれません。また、趣味であるギターを練習したり一ヶ月に一度ガウディの建築物を回る会(研究を専門にされておられる方が一緒に回って説明をしてくださる)に日本人何人かで参加しています。あとは留学後の就職活動のために日本のニュースをチェックしたり、SPI等の問題集に取り組んでいます。また、最近感じるのは本当に時間が経つのは早いということです。もう留学生活も約半分が過ぎ、きちんと計画を立てて過ごさなければ留学はあっという間に終わってしまいます。自分が何のために留学に来たのか?また、何をしたいのか?を改めて考え、最後まで気を抜かないように過ごせればと感じています。
●自由テーマ
一月の末には在スペイン大使館・領事館の方が企画された”餅つき大会”にボランティアとして参加してきました。日本の企業の方々もボランティアとして参加されていました。わたしは係りが餅つきの係りに当たっていたので、もちをつく方々の補助役として仕事していました。日本人でありながら一度ももちをついたことがなかったので、ボランティアに参加する前に予備知識は頭に詰め込むようにしました。もちつきに参加する外国人の方々は皆嬉しそうにもちをついたり、記念写真を撮ったりしていました。ボランティアの終了後にはボランティアの参加者全員で慰労会を行いました。そこでは、うどんや豚汁等の日本食を食べることができ満足でした。こういったボランティア活動はUABの日本人担当の先生から定期的にお誘いの声を掛けていただけるので、積極的に活用していけばいい経験ができるので、これから留学される方は是非参加してみてはどうでしょうか??