Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2013年12月号 国際文化学部 T.W

授業について

バルセロナ自治大学で、龍谷大学からの交換留学生は通訳翻訳学科に入ることになります。スペイン語、カタラン語の授業はもちろん、様々な国の言語(龍谷大学が履修の必要性を認める書類の提出が必要)、文化や移民についての授業など様々です。私はスペイン語、カタラン語を勉強するには、大学の授業だけでは多少、少なく感じます。どちらの授業も週に2回1時間半の授業があるだけです。追加の語学学校に通うこともできますが、なかなか時間が合わないうえ、有料(カタラン語は無料)のため私の知り合いの日本人の学生には通っている人はいません。ある程度日本で勉強してきて、あとは現地の生活で学んで行くしかありません。こういった理由から、スペイン語だけを勉強しに、バルセロナ自治大学に留学するのはよい選択ではありません。授業の大半はカタラン語で開かれ、現地の人たちもカタラン語で話していることは多いです。カタルーニャの文化や独立などについて学べるといった利点もありますが、スペイン語だけを勉強したいという方は、別の大学をお勧めします。私は今5つのコースを取っていますが、どの授業もなかなか大変で、できる限り単位をとれるよう奮闘しています。留学前に、卒業までの単位をしっかり計画することも必要です。

 

休暇の過ごし方について

土日は授業が完全にありません。スペインでは木曜の夜から遊びにでかける人たちがとてもたくさんいます。週末は、大学の寮がイベントを企画してくれることもあります。Facebookをつうじて連絡があるので、アカウントを持っておくことをおすすめします。日曜日は、ほぼすべての店が閉まります。24時間営業のスーパーもほぼありません。日本ほど便利に暮らすことは難しいです。バルセロナ自治大学には、冬休み(12月20日ぐらいから、だいたい2週間)、春休み(2月第一週の10日間ほど)、夏休みと長期休暇があります。クリスマス休暇にはヨーロッパからの留学生は、国に帰るので多くの人はこの休暇の間に、ヨーロッパ旅行に出かけます。ヨーロッパには格安航空会社が運行しており、安いチケットが手に入れば往復40€程度で、隣国にいくこともできます。バルセロナで勉強しさらに隣国の文化も見ることで、よりスペインに対する知識も深いものになります。