1. 授業紹介
私が今バルセロナ自治大学で受講しているのは、留学生のためのスペイン語の授業のIdioma Castellanoと、Art i cultura popular de l’Àsia Orientalという東アジアのアートについての授業の2つです。授業の多くはCatalánで開講されていて、Castellanoの授業はあまりありません。また、バルセロナ自治大学では、留学生向けのスペイン語の授業は少ないので、大学併設の語学学校にも通っています。Idioma Castellanoの授業は、初回授業が始まる以前にレベル分けテストを受け、それから自分の授業の時間が決まります。私が受けている授業では、文法や語彙を学習し、授業中に配布されたプリントの問題を解くといった授業形式です。Art i cultura popular de l’Àsia Orientalの授業では、担当の教諭の先生は日本人の先生ですが、授業はCastellanoで行われます。日本をはじめ、中国や韓国の文化の紹介がなされます。 大学併設の語学学校は、今年は去年にはあった無料の授業がなくなったかわりに、授業料もERASUMSの学生と変わらない割引額になっているそうです。私が受けている授業は他の授業との関係で新しく開設された授業で、1日2時間の授業が週3回8人の少人数で行われています。そこではテキストブックを使って文法を学び、多くの語彙やリスニングや会話の練習をします。語学学校でも事前にレベル分けテストがなされるのですが、自分が割り当てられたクラスの授業時間が大学の授業時間と重なっていることもあるので、授業の時間割を組むときは慎重にしなければなりません。
2. 試験について
Idioma Castellanoの試験は1月の中旬に行われ、語学学校の試験は1月20日と21日に行われます。Idioma Castellanoは後期にも継続で授業があるので、最終的な評価は後期にでます。Art i cultura popular de l’Àsia Orientalの授業では試験はありませんが、12月の休暇前の最終授業日にレポートの提出と1月の授業でレポートに着いての発表を行います。語学学校の試験は筆記とリスニング、そして2人ペアで行われる口頭試験です。試験については担当の先生から事前に、いつ、どのような試験がなされるかは授業内で通知されます。ほとんどの授業は試験が1月中旬に行われるので、クリスマス休暇以前からテストに向けて勉強すると良いと思います。