① 授業紹介 私がバルセロナ自治大学で今学期に受けている授業は、前期と同じIdioma Castellanoという留学生向けのスペイン語の文法や会話などを学習する授業です。Idioma Castellanoは1時間半の授業で月・水の週2回あります。前期の授業だけの交換留学生が帰国し、後期に新しく来た留学生などもいますが、クラスメイトの多くは1年間の交換留学の学生で、前期とほとんど同じです。担当の先生も同じで、内容も前期の学習を踏まえた授業内容です。それに加えて、私は大学併設の語学学校にも通っています。1日2時間の授業が月・火・水の週3回あります。その授業では後期から半期の留学に来たオーストラリア人やイタリア人の学生が多いです。前期とは担当の先生も変わり、いままで学習した文法に加えて新しい表現や語彙を学習しています。 ② 自由テーマ(San Jordiの日について) 4月23日はSan Jordiの日でした。この日はカタルーニャの守護聖人であるサン・ジョルディの伝承から、バラの花を贈りあう日となり、4月23日がセルバンテスとシェイクスピアの命日であることから本の日となった事から、今ではカタルーニャではその日に本とバラを贈り合う文化ができ、本とバラが一年間で最も売れる時期となっています。カタルーニャではSan Valentinの日はあまり祝わないようですが、San Jordiの日はUABのキャンパス内も非常ににぎわっていて、また、バルセロナのランブラス通りでは、端から端まで本やバラが売られていて、非常に多くの人がその様子を見に来たり、もちろんバラや本を買いに訪れていました。その日には、有名な作家の人たちが来るイベントなども多く開かれていて、カタルーニャ地方の人たちにとって非常に大切な日だと言えます。スペインでは書籍にかかる税金が高いため本の値段は日本と比べると高いのですが、この時期には店や書籍によっては1割ほど値下げされたりするので、欲しい本があればこの時期に本を買うといいかもしれません。